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読書記録『日本のこころの教育』を読んで

『日本のこころの教育』境野勝悟 著(致知出版社)は、
著者、境野勝悟さんが高校生七百人に向けて講演された記録。


「日本には、どんな素晴らしさがあるのか」を一つ一つ語られる。

日本が「日本」という名前になったのには、どんな背景があるの?
「こんにちは」「さようなら」の意味は?

あたりまえに使っている日本の言葉の意味を、あらためて考えてこなかったし、いや、学生の頃に聞いていたのに、忘れてしまっていることも多々ある。
知るたびに
思い出すたびに

日本語には、深い意味があるんだな。
日本という国に生まれてよかった。
もっと日本のことを知りたい。

と思えてくる。

今は、外国の方の方が日本に興味をもち、日本のよさを知ろうとしているのかもしれない。
先日、イギリスから来日していた友人ご夫妻と久しぶりの京都を散策したけれど、私などより、よっぽど事前に訪れる場所のことを勉強されていて、私が案内してもらうという……(笑)

小学生の頃に遠足で来た記憶がうっすらとある金閣寺に

石庭で有名な龍安寺。

こどもの頃には、日本の建築物や、苔のはえた木々の中をあるく風情など、全然わからなかったけれど、
古くからある建物は、自然に溶け込んで美しい。

石庭を静かに眺める海外の方たち。
日本人より、日本の心を知ろうとされているようにも見える。

日本に住む自分が、もっと
日本には、こんなに素晴らしい考え方があって
素晴らしいところがあるよ。

と言えるように、日本のことをもっと知りたくなった。






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