恋を失ったときのココロの変化
大好きな彼氏とお別れした。
気持ちの変化を振り返り、悲痛から受容までの4段階あると考えた。
参考文献
今回は失恋を”恋愛が何らかの形で終止符を打たれること”と定義する。
４つの心理段階
心理的変化として、４つの段階に分けた。
１．悲痛段階
２．恋慕段階
３．嫌悪段階
４．受容段階
具体的な例を用いて１つずつ詳しく述べていく。
１．悲痛段階
一言でいうと喪失感。
すべてがどうでもよくなり、投げ出したくなる。とにかく落ち込む。もう世界が終わった気持ちで、毎晩相手を思っては号泣。
「悲しかった」も多く、４割に達しています。２割台には「強く反省した」「苦しかった」「胸が締め付けられる思いがした」「その人のことを考えないようにした」等も多く挙げられています。別れがどんない強い悲しみをもたらすかがわかります。
悲しい感情であった。
今まで当たり前だった存在が他人になる恐怖。もうあの幸せはないんじゃないか。あんなにも愛し合っていたのにどうして別れることになってしまったのか。
別れた際にほぼすべての人が感じる感情がこの悲しみ、悲痛。
本によると振られた人は恋人への恋慕が強く、振った場合は満足度や後悔の感情が起こりやすいそうだ。
ちなみにこの時期に聞いていた曲はちゃんみなの”never grow up”
歌詞の”君のさよならが重い言葉に聞こえなくなった”が切なすぎて...
それでも最後の歌詞には”月がきれいだね”とあるんです。
２．恋慕段階
恋慕（れんぼ）…恋い、慕うこと
エモ段階。自己陶酔してる段階である。
相手は今どうしているのだろうか、と相手の気持ちばかり考えて泣く。
写真を振り返ったり、すべての物事を相手につなげて考える。
相手を恋しく感じ、いい思い出ばかり思い出す。
もう会えない相手を思いだし、執着する気持ちが生まれます。記憶の中で相手を再生させることで、相手を失った傷みを少しでも和らげようとします。(p.136)
ちなみにこの段階で聴いていた曲はあの流行りの曲。優里の”ドライフラワー”
”たぶん私じゃなくていいね”と歌詞のように、この別れが正しかったことを自分に言い聞かせながら切なさとエモさを感じる。
３．嫌悪段階
吹っ切れた詐欺段階。
相手の嫌なところばかりを思い出し、別れて正解！と思う。
多くの人と話すうちに１人ではないことを認識。
客観的に自分を認識できるようになる。
次の恋人探す！もう吹っ切れた！！！と自信満々に言う。
しかし実際はまだ引きずっている状態。
落ち込み感情に溺れることが恐くて、不自然なほど明るい気持ちになってしまう現象は操的防衛と呼ばれます。（p.137）
きっと頭でこんなに落ち込んでいたら時間がもったいない！早く立ち直らなきゃと無理に自分を鼓舞していたのだと思う。
その頃聴いていた曲はもちろんアゲアゲな曲。MAMAMOOの”Egostic”
”あなたがいなくても平気よ”と強気の歌詞と曲調でかっこつけていました。
デートも誘われたらすぐに行きました。
でもやっぱり相手を思って恋しくなっている自分がいるんです。
高い料理より一緒に食べた牛丼のほうがおいしいと感じるんです。
ニコニコデートしても、帰り道はタバコ吸いながら相手を恋しく思うんです。
そして涙を流します。
４．需要段階
固執しなくなる。
付き合って良かったことも悪かったこともあったと、両方の考え方ができる。（＝仏になる）
良い彼氏だったと認められ、今後もっと素敵な人との出会いがあると信じられる。
たまに思い出すもあんなことがあったなと懐かしむようになる。
次もいい人と付き合おうとなる。
現在の交際相手に対しては女性の方がロマンティックで親密な感情をもっているのに比べ、別れた相手に対しては男性の方がロマンティックな感情を強く持ち続けていることが明らかにされています。(p.146)
調査を考慮すると、女性の方が別れた後引きずらないのかもしれない。
次へと切り替えが早いようだ。
この時期、聴いていた曲は花束みたいな恋をしたの曲、”勿忘”
聴く音楽が強気系でも悲しい系でもなく、懐かしみながら幸せになろう～系を聴くようになった。
まとめ
以上の４段階が失恋後の心情変化段階である。
悲しみ、慈しみ、恨み、懐かしむ。
あの時別れを告げなかったら。あの時こうしなかったら。なんて意味がない。
すべては”なるべくしてなる”のだから。
自分の選んだ道が正解だし、それを正解にしていくために今後努力していく。
傷ついても、終わりがあるとしても
私は恋愛をする。人を好きになる。人を愛する。
恋愛をすることで新しい感情に出会うところ、
自分の良さも悪さも浮きだってくるところがおもしろいから。
人を愛するのは時につらくて、傷つくけどなにより尊いことだから。
いろんな感情をありがとう。
ココロに思い出として大切にとっておくね。
頂いたご恩は必ず10倍返しします！