『子どものトリセツ』記入例ー私の宝物ー
お悩みママを可視化でごきげんサポート!可視化サポートこころ図解がお届けする『子どものトリセツ』の記入例をご紹介します。
『子どものトリセツ』はトリセツSHOPからPDFデータをダウンロードできます。一緒に書いていくトリセツ作りのワークショップもオンラインで開催します。
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『子どものトリセツ』はA4サイズ全17ページ
テーマ別に書き込みシートが7ページあるので1ページずつ順次ご紹介していきます。記入のポイントも一緒に読んでみてくださいね。
「トリセツ 私の宝物」
トリセツ(取扱説明書)と呼ぶとなんだか、子どもをモノのように扱っているみたいですが、とんでもない!そんなことはありません。
取扱説明書とは、商品や対象物を正しく丁寧に扱うために詳細な情報や指示をまとめた書類です。取り扱いの対象としている子どもを大切に思い、これからもずっと丁寧に関わっていきたいからこそトリセツを作るのです。
この子は自分にとって大切な大切な宝物であることを改めて感じてからトリセツを作り始めてほしいので書き込みシート①は「トリセツ 私の宝物」です。
タイトル
どの書き込みシートにも共通することとして、上部にはトリセツの対象となる子どもの名前(ニックネームでもOK)を書きます。書き込みシートはいくつかありますが、単独で1枚だけでも利用できるようにしてあります。
❏私の宝物
子どもの名前、生年月日を書きます。現在の年齢も書いておくと他の人が見た時にわかりやすいです。
西暦からすぐに年齢ってわかりますか?
私は計算苦手です。特にわが家の娘達は早生まれで母なのに年齢よく間違えて注意されます・・。
❏記入日
記録として、いつこのトリセツを書いたかわかるようにしておきます。
子どもの成長は本当に早くて、子どもを取り巻く状況も1年で大きく変わります。いつの情報をまとめたものかわかるように記入日も忘れずに書きます。
❏記入者
書いた自分はわかっていますが、他人に見せる場合は誰からの視点で書いたものかわかるように書いておきます。
❏家族構成
ここは記号も使いながら、家族の構成がわかるように書きます。
同居している家族の分だけでよいですが、日ごろから子どものお世話をしてくれる祖父母などいらっしゃれば追加で書いてもいいかもしれません。
対象の子どもを中心に親、兄弟の関係を書きます。記入例では兄弟を姉、弟と書いていますが、子どもがいつも呼んでいるニックネームで書くと、家族以外が見た時に子どもの会話の中の登場人物としてわかりやすいです。
今回記号は男は□、女は○としていますが、これはご自由に。
それから、本人と家族の関係性もメモとして書きます。どんな風にお家の中で過ごしているのか、他人が見た時もなんとなく想像できますよね。
本人→弟 ”大好きだけど喧嘩多い”
本人→姉 ”いつもくっついている” などを書きます。
そういえば昔、娘が生まれて最初に健診でかかった小児科ではこのような家族構成を聞かれて、娘と私の普段の状況を聞き取りしてくれました。健康状態だけでなく、家族背景までも聞かれたことに当時は驚きましたが、目の前の赤ちゃんだけを診るのではなく、見えていないものも大事にしているじいじ先生が私はわりと好きでした。
❏産まれた時の感想
子どもと一番最初に対面した時の気持ちを書きます。
泣くほど嬉しかった気持ちも、毎日のあれこれに一生懸命になっているうちに忘れてきてしまいます。
子どものことを憎らしく思ってしまう時も(私はありました)産まれた時の写真を見返して当時のことを思い出すと、この子は私の宝物なんだ!と再確認できます。
私は忘れがちなので、子どもの生後7日ぐらいの写真を飾ってあります!
❏お顔・体の特徴
人物アイコンに矢印を出して、子どもの特徴を書きます。
外見、中身、何でもOKです。子どもを見た限りではわからない特徴があれば書いておきます。
❏__がごきげんな時
下線部分__には子どもの名前を書きます。
子どもがごきげんな時はどんな時なのか、どんな時に楽しそうにしているのかを書きます。
ごきげんな時間を増やしてあげられるといいですよね。
❏__がよくするクセ
下線部分__には子どもの名前を書きます。
子どもがよくするクセがあれば書きます。
娘は小さい時、絵を描いたり何かに集中している時によく唇を尖らせていました。もう大きくなりましたが、いまだに集中している時は唇が出ているような・・(笑)そんなクセもかわいいものです。
❏私が__を見て笑顔になる時
下線部分__には子どもの名前を書きます。
子どもを見て自分が思わず笑顔になってしまう時があると思います。それはどんな時でしょうか。
子どもがそばにいてくれるだけでも嬉しいものですが、改めて笑顔になる時はどんな時かなと想像しているだけでも笑顔になれますよ。
❏私が__の寝顔を見て思うこと
慌ただしい1日が終わって、子どもの寝顔を見た時にようやくホッとできる気がします。
子どもの寝顔を見てどんなことを思うかを書きます。
寝顔を見るだけで気持ち良さそうで幸せな気持ちになる時もありますし、反対に怒りすぎて寝顔にごめんねと謝る時もあります。
寝顔を見て思うこと、口から出た言葉は子どもの耳には届いていないので、少しずつ子どもが起きている時に言葉で伝えられるといいですね。
ここまでが「トリセツ 私の宝物」の記入例とポイントになります。
『子どものトリセツ』はトリセツSHOPからPDFデータをダウンロードできます。一緒に書いていくトリセツ作りのワークショップもオンラインで開催します。
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