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【旅する、演劇と心理学】 旧日光田母沢御用邸

演劇ばっかりやっていたので旅に出ると、ついやりたくなることがあります・・・。

先日、心惹かれて旧日光田母沢御用邸に行ってきました。

ここは明治32年(1899年)に、大正天皇(当時:皇太子)のご静養のため造営されたものです。
平成15年(2003年)12月に国の重要文化財に指定されました。

ここが今は見学できると聞いて早速入ってみることに。

100年前に大正天皇がご静養で過ごされていた場所に実際に立ってみる。ゾワッとして高揚感が高まりますね。

窓の外には氷の張った御用邸のお庭の池が見えてます。そして廊下を進み出しました。

大正天皇も、この廊下を僕が歩くなんて想像もしてなかったと思います・・・すみません😓

ここから演劇の悪い癖が・・

廊下を歩きながら大正天皇の気持ちが知りたくなるのです。

どんな気持ちで歩いていたり、姿勢や歩くスピードなど。

実際にいた人物の役を作る時には、実際の場所に行ってその雰囲気を感じながら役になったつもりで行動をしてみることで、いろいろな発見が出てくると言われてます。

これがNLP心理学なら、大正天皇にモデリングしながら、100年前の日本にタイムラインをさかのぼっていく。

大正天皇は公務をお執りになったお部屋で何を考えていたのだろう?

大正天皇が、毎日「御日拝所」でお祈りしていた時、どんな気持ちだったのだろう?

そこでの生活様式を想像しながら見て感じて歩いてみれば、まったく想像しなかった価値観や信念が浮かんできました。

そこの場所から受け取るメッセージと自分の中のイメージを重ね合わせるのは楽しいです。

壮大なタイムトラベルから帰ってきたとき、人生に役立つ新たな何かをもらった気がしました。

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