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メルエムの“光子”でネオンの未来予知の説明がつく? 【HUNTER×HUNTER考察】


(HUNTER×HUNTER カラー版 30巻)


このメルエムの念光子によって、特質系のブラックボックスである
ネオンやツェリの未来予知が説明できるかもしれません

結論から言いますと

・念光子を認識できたのはメルエムだけである

・ただし、特質系は無意識にこの念光子を操っている

・ネオンやツェリは念光子を世界中の人間に張り巡らして、未来予知を行っている

…です

光子(こうし(記号: γ)またはフォトン(英語: photon)とは、光の粒子である。物理学における素粒子の一つであり、光を含む全ての電磁波の量子かつ電磁力の媒介粒子(英語版)である。光量子(こうりょうし(英語: light quantum)とも呼ばれる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

この現実の光子とH×H世界の光子が同じ物質なのかは不明ですが、少なくとも
「作品世界を構成する最小単位に近い物質」であることには間違いないでしょう
光の速度は1秒間に地球を7周半(毎秒約30万km弱)回るほどの速度があるそうで、この光の粒子にまで念を込められるというならば

念によるネットワーク回線網が作れてもおかしくないと思います
肉体を捨てた電子生命体(イックションペ)だの念による亜空間(4次元マンション)だのに比べれば、遥かに現実的な設定だと思います
だってインターネット社会は現実にありますからね

メルエムはあくまで『円(塊)』として、光子を放出してたので射程距離に限界がありそうでしたが

木綿糸で世界一周レベル
(HUNTER×HUNTER カラー版 9巻)

マチの目に見える糸よりも遥かに細い、粒子レベルの『念の糸』として飛ばした場合
同じオーラ量でも世界中に何百万本と紡げるはずです、光に近いスピードで(原子でも1cmの1億分の1の大きさ)
さらに『寄生型』という他人のオーラを利用できる具現化系スキルと併用すれば
世界中の人間を中継基地局(ガソリンスタンド)にして念糸を増強することだってできうる

よって、ネットワーク回線のように世界中の人間に念の糸(センサー)を張り巡らせることは可能であるということです
(超遠距離から放置してても念のバリアを維持し続けるグリードアイランドの本体機のほうがまだ謎すぎるくらい)

ネオンとツェリードニヒの未来予知の秘密はこれではないか?

本人らが無自覚に、光子ネットを張り巡らし、世界中の人間から情報を収集し
それらを統合分析することで未来を予測していたのではないか?

ピトーが円の外からネテロを知覚できたのも、クラピカが無意識に読心術ができるのも
これで説明ができてしまう
無意識下で、メルエムのように念光子をバラ撒くことにより、『スピリチュアルメッセージ』のような作用が起きていたということ

その事に誰も触れなかったのは、念光子は未発見の存在であり
究極生物メルエムが死に際の集中力によってようやく認識できるレベルのものだった

(事実、念光子をふりかけられたパームはその事に気づいてなかった)
なるほど、光子を1個1個具現化なんて人間の意識でやってたら狂ってしまうから
特質系による無意識下(ゾーン状態)でしか発動できないというのは、辻褄が合います

そしてクロロですが
ネオンの未来予知をまるごと盗めてしまう、ということは
やはり生来の超能力や暗黒大陸の厄災ではなく
れっきとした念能力であり、念能力である以上は
何らかのカラクリで念を人類全体に張り巡らして、占いを成立させているわけです

そう考えた時、メルエムの光子以上に有力な材料は他にないと思うのです


続編です↓

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