転職のタイミングは?誰かに背中を押してほしい人へ
今の仕事が辛い,毎日朝早くから夜遅くまで,休日にも仕事の電話が鳴る.体調や精神的にも不安定な日々が続き,辞めたいけど一歩踏み出せない方へ.少しでも新しい人生のスタートに向けて背中を押せるように持論をつづります.
転職の目的パターン
あなたは今の仕事を続けるか迷われていますか?転職には大きく分けて2種類あると思います.
①.自身のスキルアップや年収アップを目的としたもの
②.今の仕事が辛くて距離を置くことを目的としたもの
前者であればポジティブ転職ですので,大きな問題はなさそうですよね.自分の理想や夢に向かって頑張っていただければと思います.世の中の転職サイトのターゲットもこちらの人向けが多い気がします.一方後者は,あらゆる面からケアが必要そうですし,後者の方ほど転職に躊躇してしまう傾向があると思います.今の仕事や働き方に辛さや疲れを感じ,転職を考えている方に向けて,少しでも背中を押してあげられるような考え方をいくつか展開させていただきます.
時間が解決してくれるのでは...
「もう少し踏ん張れば状況が変わるかも...」
こう思ってるかたもいるのではないでしょうか.もしかしたら本心はそうは思ってなくても現状を受け入れるために自分に言い聞かせているのかもしれません.ここではっきり言えるのは,行動しなければ現状は何も変わりません.自分が思っているほど周りは自分の状況を理解しておらず,危機意識を持っていないものです.待てば状況が変わるかもというのは,自分の苦しさを封じ込める一種の自己防衛の局面に入ってます.上司に現状の悩みを打ち上げるであったり,転職活動など,自分からアクションを起こしましょう.また,その職場で以前から退職者が出ている場合は,何も状況が変わらなかった証拠と言えます.変に期待せず,次の一歩を考えましょう.
仕事への責任感
転職を考える際に,一番頭によぎるのは,「私が辞めることによって今の職場の人たちに迷惑が掛かる」「任された仕事ががあるからやりきらなければ」といった抱えているタスクや職場に対する責任感でしょうか.
厳しい言い方になってしまいますが,あなたが退職して不在になったことで回らなくなる職場に将来はありません.本来企業は,自然災害や不測の事態が発生しても事業を継続する「事業継続」に取り組んでいなければなりません.従業員が一人退職したぐらいで回らなくなる職場に,今後の成長は無いでしょう.また,有給や育休が今後も取れないと言われているのと同じです.現職場の今後を心配するのはやめましょう.
一方,現在抱えているタスクに対する責任への考えは人それぞれかと思います.「良い状態で引き継ぎたい」「後からほかの人が見てよくできていると思われたい」などプライドにも関わってきますね.普段の業務の裏で引き継ぎ書を作成したり,見返しやすいように整理するなど,辞める!と決心したときにすぐに動けるようにするとよいですね.
人生設計
あなたは自身の人生設計を立てたことはありますか?何歳で結婚したい,マイホームが欲しい,老後は○○して過ごしたいなどなんとなくでも構いません.今の生活はあなたの理想に近づく過程となっていますでしょうか.
人生は一度きりです.やりたくない仕事をやって,ふとした時に自分の人生を振り返ると「なんだったんだろう」と思うのは悲しいですよね.苦しい仕事を続けて精神や体が崩れてしまっては今後の人生台無しになります.自分の人生設計図と照らし合わせて,今の生活がそれに近づいているのか時々振り返るとよいですね.
余裕
あなたは普段の生活の中で,趣味や働き方について考える余裕はありますか?余裕とは時間的なものだけではなく心の余裕も含みます.毎日仕事から帰宅し,ご飯食べて,お風呂に入って寝るのみ.その時考えているのは仕事や明日の業務のことだったりしてませんか?普段の生活の中で,プライベートのことを考える余裕がない方は赤よりの黄色信号です.あなたが自由に生活してよい日は休日だけではありません.365日毎日があなたの人生です.自分時間が仕事に圧迫されるのはつらいですよね.
これまでの頑張り
退職や転職は逃げではありません.あなたは現職場で過酷な中よく頑張ってきました.いろんな人に相談しても「そんな職場なんか」「さっさと転職すれば」と言われがちだと思います.ただこれまで頑張ってきたことも否定されているようで苦しいですよね.
「あなたは十分頑張っています」
そんなあなたをもっと大切にしてくれる企業はほかに必ずあります.
自身の頑張りを認めてくれる,高く評価し大事にしてくれる企業に巡り合い,あなたの「頑張った!」を職場の人から「よく頑張ったね!」と言ってもらえる環境に身を移すことを勧めます.
世界は広い
世の中はとても広いです.名の知れた企業でも,実は想像もしていなかった領域への拡大や外からではわからない魅力的な仕事があったりします.
まずは出かけてみましょう! 特に他分野の職種や業界の展示会などに出向くことをお勧めします.その企業担当者の目をみて会話してみてください.事業への誇りや楽しさ,会社の余裕が感じ取れると思います.
出かけてみましょう!こんな働き方をしたい!これやってみたい!そんな出会いがきっとあるはずです.
所感
なかなかまとまりがつかなくて申し訳ないです.ただ思うことを記してみました.私の身近に,毎月の残業時間が80時間を超え,ベットに行きつけずに床で寝る毎日の子がいました.見る見る間にやせ細り,体調が悪化...
そんな人が少しでも減るように,健康が一番です!小さな世界にとどまろうとせず,外の世界も知りに行きましょう!
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