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2020.8.10〜8.23 雑記

お盆が過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。なかなか涼しくなる気配が見えませんね。
今月は出張整体で外出することが多いので、久々に夏を感じています。


先日の京都新聞に興味深い記事を見つけました。

京都大学大学院理学研究科の研究グループが、アカゲザルの胎児の頭の形と母親の骨盤の形が互いに対応しており、難産を緩和するメカニズムになっていることを発見との記事。
ヒトと同じく霊長類の一種であるアカゲザルは、ヒトと同程度に母親の骨盤に対して胎児の頭が大きくなっ ており、妊娠後期のアカゲザルをX 線CT撮像し、三次元形態計測、出産シミュレーションなど複数の手法を用いて分析した結果、丸い頭には丸い骨盤、長細い頭には長細い骨盤、というように胎児の頭蓋骨と 母親の骨盤の形態が互いに対応(共変動)し、ベストマッチしていることが分かったとのこと。
母子間で形態が共変動しているおかげで胎児の大きな頭も産道を通りやすく、難産が緩和されていると考えられ、この共変動のおかげで、直立二足歩行を獲得した人類は脳を大型化することができたのかもしれないと結んでいました。

そうなっていないと生まれて来れないわけで、当たり前と言えば当たり前のことではありますが、その創造の妙にはいつも驚かされます。"そういうふうにできている"ということですね。
 
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こう暑い日が続きますと、身体に熱がこもって、身体機能の失調につながってきます。そのため積極的な排熱が必要になります。
室温調節やこまめな水分補給は当然のこととして、体熱の2大放散部位である後頸部と仙骨部の氷水によるアイシングをお勧めします。

保冷剤やゲルはそのままつけると凍傷を起こす恐れがありますし、濡れタオルなどを巻くと効率良く熱を奪うことができません。
氷のうやビニール袋に氷水を入れて直接当てるのが1番安全で効果的です。
1度当てたらできるだけ氷が解けきるまで当てておいてください。

このしんどい時季を何とか健やかに乗り切って頂ければと思います。

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先日の出張整体に向かう風景。整体室からバイクで10分と近距離ですが、森と小川がある緑豊かな場所でとても気持ちが良かったです。一瞬酷暑を忘れられました。。

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