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まんじゅうの分け方で感じた「ここのね」らしさ。

水曜日のここのね。
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この日はハロウィンパーティーで、ピザを焼くためにUちゃん(ここのねキッズのママ)が来ていて、それから、味噌作りを教えてくれる明子さんも、打ち合わせのために来ていました。
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子どもが7人、大人が7人、総勢14人という 賑やかで楽しい日でした。

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この写真のお饅頭、ここのねキッズ Yの おばあちゃんが、「みんなで食べてね〜❤︎」と、持たせてくれたもの。
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高菜饅頭×5
黒糖饅頭×5
炭酸饅頭×5
酒饅頭×5の、
なんとも豪華なラインナップ。
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この日、ここのねには、小1から還暦の人まで、異年齢の人たち14人がいました。
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さて、みなさんだったら、どういう風にして、誰が何を食べるか決めますか!?大人であるスタッフが、「じゃあ小さい子から、先にどうぞ。」って、勝手に決める!?
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いえいえ、ここのねでは、大人が勝手に決めません。みんなで話し合った結果、まずYが、一人一人に どれが食べたいかを聞いて回りました。
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そして、高菜饅頭だけが、定員オーバーということが判明。その中には、大人2人も含まれています。
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ここではさすがに、子どもたちを優先させてあげたのかなぁ。
なんて思うでしょ。
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答えはNO!!(≧∀≦)
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大人も子どもも、真剣勝負のジャンケンで決めました。結果はここのねキッズママUちゃんが負けてしまいました。残念💦
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でもね、ここからの話が泣けるんです。ジャンケンに勝って、高菜饅頭をゲットした小5女子Cちゃん。「半分どうぞ。」って、Uちゃんにおすそ分け。なんて心遣い♡
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大人が勝手に決めない。話し合って決める。大人も子どもも真剣勝負。それぞれの子どもたちの個性。
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たかが饅頭決めだけど、すごくここのねらしさが出てるなぁ。そんなことを感じたのでした。
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そうそう、それでも余ったお饅頭は、Yが切り分けて、みんなで食べられるようにしてくれました。ありがとねー❤︎

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