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ここのねの日々

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ここのねが「いま」を取り上げ、どんな活動をしているのか、目の前の子ども達の様子、スタッフが感じた想いを記事として書いています。
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#ここのね自由な学校

【2024年度-生徒募集-】選べる3つの入学プラン!あなたに合う学びの形はどれ?

こんにちは!ここのね自由な学校です。 早いもので正式開校から丸3年が経ちました。昨年度は、小6・中3の子が卒業となり、それぞれ地元の中学と第一志望の高校へ進学して新たなステップを踏み出していきました。 さよならがあれば、新しい出会いもある!ということで、ここのねに2024年度入学する方を募集します。今年度から入学の幅を広げ、新たに2つのプランをご用意いたしました。新たな学びへの扉を開く仲間として一緒に踏み出してみませんか? 𓃦 ここのね自由な学校 、とは? ここのね自

スタッフ秋篠奈菜絵 退職のお知らせ

ここのねをいつも応援してくださっている皆様へ この度、ここのね自由な学校より、大切なお知らせがございます。 2023年4月より休養を取っていた、スタッフななっぺ(秋篠奈菜絵)が、7月末をもちましてここのね自由な学校の活動から離れる運びとなりましたことをご報告させていただきます。 今回、ご報告までの期間が空いた理由といたしましては、子ども達並びに保護者、関係者に直接伝えたいというななっぺの願いを尊重し、夏休みが明けて一定の期間の猶予を持っておりました。何卒ご理解賜われます

1ヶ月遅れのクリスマスプレゼント!?

ここ数日、ここのねにどんどんプレゼントが届いております…!! 実はAmazonの欲しいものリストの中に 「こんなものあったらいいな……」 という願いを込めて、子どもたちの学習に必要なものを以前からリストアップさせていただいておりました。 以前から、ここのねのSNSの中からそれを見つけてくださった人が折り紙やホワイトボードペンなどをプレゼントをしてくれることが何度もあり、本当に感謝しておりました。 1月になってから、お礼の気持ちを込めて、Instagramで頂いたもの

餅の砂落としから始まった、2023年。

決定的瞬間をとらえた……! 餅が宙に舞い、砂の地面にドシャっと落ちた瞬間だ。 みんな文字通り目が点になった。 しかし、次の瞬間。元ライフセービング部キャプテンの保護者Eさん(母)が熱々の、砂にまみれたお餅を両手で掬い上げたのだ! あっという間に熱々のお餅は、2階のキッチンへと運ばれた。階段を駆け上がるEさんが小さな声で「アツ!アツイ!」と呟いていることで、後ろを慌ててついて行っていた私は餅が熱いことに気づいた。 「Eさん、大丈夫ですか!?」 私が声をかけると、「大丈

🌸ここのね自由な学校 第一回卒業式🌸

本開校一年目。 先日、3人の卒業生たちがここのねを巣立ってゆきました。 一人は、春から高校生。松川 大介さんの未来学園へお世話になります。 一年半、ここのねで学びました。頼り甲斐のあるお姉さん的存在で、いつも私たちスタッフを支えてくれました(笑) 彼女のお母さんが「ここのねのスタッフと関わって欲しいからこの学校に通わせていました」と話してくれたことが本当に嬉しかったです。電車とバスを乗り継いで、雨の日も風の日も遠くから通い続けてくれた彼女に感謝の気持ちでいっぱいです。

【こどもロケット教室2022】開催決定!

【ここのねロケット教室がふたたび!】昨年、11月に初開催した「こどもロケット教室」が今年も開催します!参加者満足度100%!楽しみながら、体験学習できること間違いなし! 今回は、大分県内でも宇宙に近い山の上にある「のつはる少年自然の家」にて開催します。 3・2・1…発射!!! 一緒にロケット飛ばしましょう!!! 【お申し込みはこちらから】 「モノづくり通じて、『自分もできる』体験をーー」本物と同じ構造の紙製ロケットを、設計図を見ながら1人1機ずつ自作します。完成したロ

いっしょに働く新スタッフを募集します!

「ここのね自由な学校」で働く新スタッフを募集します。勤務開始は2024年4月〜(随時)となります。 NPO法人ここのねが運営する「ここのね自由な学校」は、信じて待って支える「教えない教育」で、子どもの冒険力・自律力・共創力を育み、こころの根っことつながった「幸せに生き切る人」を増やすことをミッションに活動しています。 2021年から正式開校し、新たな子どもの育ち場を0からつくってきました。 ここのねでは、『〝好き〟〝やりたい〟から始まる学び』を大切にしています。「不思議

宿題がない学校で「宿題やりたい」が溢れるのはなぜか。

とっても不思議なことが起こっている。 ここのねには、宿題がない。それは、「家では家でしかできない学びがある」と考えているからでもあり、「宿題を強制すると勉強嫌いなってしまう可能性がある」と考えているからだ。 それなのに、今日子どもたちが「宿題をしたい」と言い出した。ここのねの基礎学習の時間に取り組んでいる漢字ドリルをどうしても家でもやりたいと言うのだ。 ここのねには、3月まで基礎学習の時間は無かった。4月から新しく基礎学習の時間ができたとき、ほとんどの子の顔が曇った。

やってみて見えてくる世界がある。

水曜日の午後。竹あかりワークショップに上野真さんが来てくれた。昼休みが終わって時間が来たので、図工室にいる低学年組3人に声をかけた。 「竹あかりワークショップ始まるよー!」 すると、速攻で「やらなーい」と3人。 どうやら昼休みに始まった工作にハマっている様子。夢中になっているのを中断するのも申し訳ないなぁと思いつつも、竹あかりを作る体験もして欲しいと思い、 「じゃあまずは下で見てみてから決めてみない?」 と声をかけた。一人が「見てみる!」と言ったのをきっかけにみんな

初めてのここのねカフェプロジェクトから学んだこと。

約3ヶ月にわたる長期プロジェクトの「カフェプロジェクト」が終わった。 当初、カフェをやりたい!という友達の言葉に誘われて参加していたS。 何作ろうか? どれを誰が担当しようか? どういうスケジュールで練習していこうか? と、打ち合わせをするときも決まって、「誰かにリーダーに任せます。」と一歩引いたような立ち位置だったS。 誰かがきっと進めてくれるだろう。誰かが自分の代わりにやってくれるだろう。みんなが皆んな、誰かにませているような雰囲気。 子どもたちのやりたいま

愛は人から人へ

今から、ちょうど一年前。ここのねが必死で場所作りをしていたとき、千葉県の育色工房の愛称いくちゃんから突然連絡があった。 「ここのねに寄付をしたい」 子どもたちとの活動で少しずつ集めた大切な大切なお金をここのねに寄付してくれた。その時まだ、ここのねに通っている子どもたちは0人だった。寄付を集めるなんて発想すらない頃だった。 場所も整っていない。子どもたちもいない。もちろんお金もない。あるのは、私たちの「絶対に学校をつくりたい」という想いだけだった。その想いをブログで読んで

やりたいことを形に。

 今週、小学3年生のAはやりたいことを2つ形にした。


一つは、「グミジャム作り」
もう一つは、「折り紙のホットケーキ作り」だ。




  月曜日、雨の中ここのねの近くでグミの木を見つけて大喜びのAとKとスタッフももちゃん。
その勢いにつられて、高学年のSとCとスタッフななっぺもグミ採りに行った。


みんなで採った100個近くのグミ。


「明日はグムジャム作ろう!」と言ってその日は嬉しそうに帰っていった。
  次の日の午後、ももちゃんと高学年のSとCはカフェプロジ

ここのね給食 4月🌸

スタッフももちゃんです。はじめてのnote投稿になりますが、しれっと文章書いていこうと思います!どうぞよろしくです! なにを書くかと言いますと、それはね、ここのねのお昼ご飯備忘録をこれから残していこうかなと思いまして。そう思ったのにも訳がありまして。 巷では「ここのね自由な学校のお昼ご飯って、めっちゃ美味しいらしいよ?!」との噂があるみたく。 いや〜スタッフの私たちからしても本当に美味しくて、毎日こんな美味しいご飯を頂きながらお仕事しちゃっていいんですか?!という具合。

「変化」が生まれ続ける学校でありたい

去年の春にスタッフ3人が出会ったとき、 「どんな学校を創りたいのか」 とことん話し合った。 その中で出てきたのは 「子どもたちの”好きなこと・やりたい”ことをしながら思いっきり学べる環境を作りたい」 という共通の想いだった。 参考にしたい学校のカタチは 「きのくに子どもの村学園」と 「サドベリースクール」だった。 きのくには私立の学校で、独自のカリキュラムがあり「プロジェクト型学習」が魅力的な学校。基礎学習の時間も設定してある。 一方、サドベリースクールは、カリキ