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映画:愛がなんだ

観てからだいぶ経つけれど
今さらの感想でも書こうかな。

友達に勧められていた映画。
会社の映画部で観に行った。

公開からだいぶ経つというのに
映画館の座席はほぼ埋まっていて
女子率がやや高かった。

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この先ちょっとネタバレな部分もあるので
まだ観てない人は各自ご判断くださいね。
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勧めてくれた友だちは
心当たりが多すぎて
観ているあいだずっと
常に心がぎゅーっとしたと言っていた。
それはおそらくいやたぶんきっと
主人公のテルコに重なってそう思ったんだろう。

わたしにも心当たりがないこともないけれど
圧倒的に、うわあ、これはまずい!と思ったのは
わたし、マモちゃん側かもしれない、というところ。

ああー人でなしですよねーそうですよねー。
そうなんですよねーわかってるんですよねー。

ふぅ、さてと。

この映画に出てくる人たちはみんな
いたって普通のふりして生活しているんだけれど
なんかちょっと普通じゃない。
めちゃくちゃ不器用でみんなヘンテコだ。
たぶんきっと自分をちゃんと愛せていない人たちだ。
だから人を愛するのも下手くそなんだ。

みんな愛おしくて可愛くて。
みんな幸せになってほしいって思ったけれど
そんなことは可能なんだろうか。

誰かを好きになったり愛したり恋したり。

そういう類の物語が人を惹きつけて止まず
いつだってキラキラと眩しく輝いて
素晴らしく胸がときめくのは
その一方で叶わない恋だとか
報われない愛だとか
好きと言えない苦しさとか
そういうものが見えたり見えなかったりするからだ。

そうだとすれば。

両思いとか付き合うとか愛し合うとか結婚するとか
ぜんぶとんでもない奇跡だなあと思うよ。

愛ってなんなんだろう。

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