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「お金を払うという事」のその先

ちょっと、ややこしいタイトルですが、
読んでいくうちに、少しずつ言いたいことは
分かるかと思います。
 
先日、交通違反取締りを受けました。
交通違反の名前は、携帯電話使用等(保持)です。
 
以前警察官をしていて、大変恥ずかしい話なのですが、
取り締まりを受けました。
 
もちろん法律を知っていますので、
常に違反はしないようにしています。
 
車内で携帯電話を使用する際には、
スピーカー機能を利用して、
携帯電話は、置いて会話をしているのですが、
 
今回の取り締まりを受けたときには、
電話を受信する際に、手に取った瞬間、
通話というボタンを押すタイミングに
現認の警察官に見られた訳です。
 
ほんとにタイミングの悪い話。
いつも会話自体は、携帯電話を置いているのに、
電話が掛かってきて、
その会話を始める際の、携帯電話を操作をした瞬間を見られた訳ですね。
 
今後は、携帯電話の通話を始める際は、携帯電話を置いた状態にして、
携帯電話を持つことなく、通話を始めるように気を付けます。
 
と、それはさておき、
そこから得られた、教訓というか、
感覚というか、そういうものを話そうかなと思います。
 
普通は、
そのような交通違反取り締まりを受けたときには、
違反の点数、そして、反則金という支払いが生じます。
 
そうすると、感情的には、
ちくしょ~。とか、なんでだよ。とか
運が悪かったとか、
負の感情が起こると思います。
 
僕もそうです。
というか、そうでした。
 
警察官の時には、違反はしていませんが、
警察官になる前、そして、警察官を辞めた後には、
何回か違反をしています。
 
本来100キロ制限の、高速道路を93キロで走行していて、23キロオーバーで捕まったこともあります。
(その時は、70キロ規制になっていたんですね。電光掲示板のやつです)
※その時は、眠くて覆面に全く気が付きませんでした。
 
100キロ制限の場所を、その速度以下で走行していて、
捕まったら、さすがに頭に来ますよね。
 
その時に、何に焦点を当てるか?
という事で、起こる感情が違うという話。
 
僕も、以前は、ちくしょ~。という感情でした。
何でだよとか、運が悪かったとか、そういう風に思っていて。
もちろん、気分が悪かったんです。
 
でも、それは、お金を払うという事の、
前の状況について、気にしていたからなんだなと思います。
 
お金を払った先のことを考えたら、ワクワクしてしまったという話です。
 
・・・(´゚д゚`)
 
何言ってるの?
 
お金を払ってワクワクするわけないじゃん?
って思いますよね。
 
でも、実際に、僕が感じていた感情も、
以前と変わったので、そんな考え方もあるんだなぁって、
 
今後、取り締まりを受けた際には、
ちょっとでも、役立てばいいなと思ってここに記載しました。
 
お金を支払う時に、負の感情が起こるのは、
過去のことに焦点を当てているからです。
 
お金を稼ぐ際の、過程、苦労、使った時間。
それらに焦点を当てると、お金を支払う際、対価のものが得られなければ、
負の感情が起こると思います。
 
ちくしょ~って思うのは、お金を稼ぐ際に使った時間が、
形あるものに変わっていないからなんですね。
 
でも、でもですよ。
お金を払った先にあるものに目を向け始めると、
感じ方が変わってきます。
 
僕が支払った反則金もそうなのですが、
そのお金は、僕が持っているだけでは、意味を持ちません。
 
使ったときに、お金は意味を持ちます。
 
支払った反則金は、国庫に納付された後、
各都道府県の標識、信号機、
歩道橋等に使用されることになります。
 
道路を良くするために使用されるという事。
道路を良くする人たちにお金が渡るという事。
 
とすると、僕が支払った、お金は、とても大きな視点で見ると、
この国を良くするために、使われるんだな。
 
という事になる。
・・・・。
 
大きな視点で見すぎましたかね?(;’∀’)
 
でも、僕が支払った反則金が、
誰かの手に渡って、その家族が、
外食を楽しむことに使ったりして。
笑顔があって。楽しんで。。。。(*’▽’)
 
そういう風に、支払ったお金は、更に誰かの手によって、
使われることになります。
 
僕も、以前は、若いころは、ちくしょ~、
なんて思っていたのですけれど、
 
それは、過去のことに焦点を当てていたんだなって、思って。
 
お金の払った先のことに目を向けるようにしたら、もう、
ワクワクしかしなくって。
 
以前の、負の感情が起こることがなくなったんです。
 
普段の生活でもそうなのですが、
お金を支払う時には、その先のことを考える。
 
払ったお金は、その相手が何かに使うという事です。
だから、その相手が誰か?という事はとても大事。
 
ただ単に、自分の事だけにお金を使っている人には、
お金を支払いたいと感じないと思います。
 
この国の、何かを良くしている。
誰かを幸せにしている。
 
そういう人に対して、
お金を支払いたくなるものだと思います。
 
お金を支払うという事は、
過去「お金を集める過程」に目を向けるか。
未来「お金を払った先のこと」に目を向けるか。
で、ワクワク感がかなり違ってきます。
 
もちろん、僕も、
この人になら、お金を払いたいな。
誰かを幸せにしているな。
世界を良くしているな。
という風に思ってもらえるように。
 
そうしていないと、
お金は集まってこないだろうな、と思うわけです。
 
お金をたくさん集めて、安心を感じることはあっても、
心の底から、幸せを感じることはないです。
 
お金はあくまでも道具ですから、
その道具をどのように使うか?
 
ということで、幸せを感じるものだと思います。
 
生きている時間は最も大切なものですから、
その時間というものが、
道具に振り回されることなく、
 
道具を使いこなすことで、
より良いものになるといいなと思います。
 
最後、ちょっと、ややこしい文章ですね(^▽^;)



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