生きるということは、
自分の持っている時間を、
何かに変える作業です。
人には、産まれてから死ぬまで、
時間という財産がある。
これは、どの人間にも、
平等に与えられるもの。
長い、短いの差はあるけれど、
それは、結果でしかない。
今日、明日、突然死ぬかもしれない、
という可能性は誰にでもある。
今、この瞬間に生きているということ、
「今、この瞬間の行動を自由に選択できる」
「今、この瞬間をどのように感じて生きるか?」
ということについて、
すべての人は平等です。
では、
産まれてから死ぬまでの間の時間を、
何に変えたいと思いますか?
何に変えたいと思うか。
何に変えていくのか。
自由に選択することができる。
人の喜び、
自分の欲求、
お金、
誰かとの時間の共有、
人からの評判、
怒り、
悲しみ、
感動、
etc....
何に変えたいと思うか?
自由です。
自分で決めることができる。
例えば仕事。
あなたが仕事に使った時間は、
誰かの喜びに変わる。
そして、その喜びの分だけ、
お金が手元に入る。
仕事というツールを使って、
あなたの時間は、
①人の喜び
②お金
に形を変えた。
今度は、
②のお金
を何に変えますか?
これも、また、何に変えてもいい。
お金は便利な道具です。
いろいろなものに変えることができる。
誰かへのプレゼントのために使えば、
そのお金は誰かの喜びに変わったことになる。
自分の欲求を満たすために使えば、
そのお金はそのように形を変える。
なので、お金の使い方は、
その人の生き方といってもいい。
仕事を通して、
あなたの時間は、
「誰かの喜び+α」
に形を変えることができる。
だから、仕事を通して、人を喜ばせるということは、
とても大切。
たくさんの喜びを得られれば、
あなたの時間は、それだけ大きくなる。
あなたの人生の時間は、
それだけ大きく形を変えるということ。
例えば、勉強。
あなたが、勉強に使った時間は、
自分が問題を解決するときに役立つ。
困っている誰かを助けることができる。
誰かを笑顔にすることだって、
喜ばせることだって、
出来る。
本来、
勉強とはそういう目的をもってするもの。
誰かとの比較や、
順位を決めるためにするものではない。
あなたが、勉強に使った時間は、
未来への投資です。
あなたの時間を勉強に投資して、
何に変えたいのか、
何を生み出したいのか、
それが、勉強の目的です。
そうやって、
人は、自分の持っている時間というものを、
何か違う形に変える作業をして、
死んでいく。
シンプルに、
生きているというのは、
ただ、それだけの事。
もう一度聞きます。
自分の生きている時間を何に変えたい?
人の喜び、
自分の欲求、
お金、
誰かとの時間の共有、
人からの評判、
怒り、
悲しみ、
感動、
etc...
何に変えてもいい。
良い悪いもない。
良い悪いは、周りがただ決めていること。
自分で決めていい。
一人一人、みんな性格、顔、形、
が違うように、
その人なりの、
変えたいものがあるはず。
その、
「自分の時間を何に変えたいと思うのか?」
変えたいと思うものこそが、
生きる意味になる。
だから、人によって、生きる意味は違う。
自分の欲求を満たすことに、
自分の時間を使いたいと思えば、
その人にとっては、
それが生きる意味であるし。
誰かの喜びのために、
時間を使いたいと思えば、
それが生きる意味になる。
自分の生きる意味が何なのか?
(時間を何に変えていきたいのか?)
これを知らないで、
時間を過ごすということは、
大海原に浮かぶ舟で、
がむしゃらにオールを漕ぐのと同じこと。
自分の生きる意味が何なのか?
(時間を何に変えていきたいのか?)
これを知るということは、
目的に向かって真っすぐ進むための、
コンパスを持っているのと同じこと。
さあ、
自分の時間を、
何に変えて生きていきたい?
それが、あなたの生きる意味になりますよ。
【あなたの人生は、今、この瞬間にどのような選択をしたか?ということで出来上がっている。】
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