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ストウブで料理が楽しくなった話

ストウブを愛用しています。毎朝1回これでご飯を炊いて、夜はよくこれでメインの肉や魚料理を作ります。毎日これだけ使って、さらにほぼ一生使っていくとすると、高級品のお鍋ですが逆にコスパ良いのでは・・・!炊飯器も買わなくていいし。本当にこれ、お勧めしたいです。

ご飯も美味しく炊ける

まずご飯。めっちゃくちゃ美味しく炊けます。炊飯器より美味しい気がします。鍋でご飯を炊くって難しそうと思いがちですが、慣れると全然そんなことはなく、むしろ炊飯器より早く炊けるくらい。

無水調理で煮込み料理ができる!

さらに、メインのおかずづくり。ストウブは無水調理ができる鍋です。煮込み料理で、水をたくさん加えなくても、野菜などからでる水分だけで調理できるというもの。はじめは、調味料などをどれくらい入れたらいいのか未知すぎて、レシピを調べておそるおそるその通り作っていました。本当に水なし(もしくは少量)で美味しくできます。野菜の水分と調味料だけなので、薄まらず調味料も少量でいいし、うまみをぎゅぎゅっと濃縮したような煮汁になります。でも、どのくらい調味料をいれたらいいのかわからず、毎回ストウブを使用したレシピを探したりして、面倒だな・・と思っていました。

でもあるときふと思ったのです。実は私、レシピを見ながら作っても、ついつい、レシピにない残ってた余り野菜を一緒にいれてしまったりする。その時使う野菜の種類や、状態、量によって出てくる水分量って本当にまちまちなので、一生懸命レシピを調べて、大さじ小さじで丁寧に調味料を測って入れても意味ないのでは・・?!と思ったわけです。

無水調理は、適当でも美味しくできた

そう思ったら吹っ切れて、それからレシピを探したり、調味料をはかるのもやめました。数回レシピどおりに作ったときの調味料の量の感覚をなーんとなくぼんやり思い出して、適当に入れてみることにしたのです。

肉と野菜を油で少し炒めてなじませて、和風なら酒みりん醤油あたり、洋風ならコンソメなど調味料を入れて、ふたをして、中火~強火で加熱。ふたのすきまから蒸気が上がってきたら弱火にして15分くらい。

ちなみに私は塩麹が大好きで、肉でも魚でもとりあえず塩麹で下味をつけてしまいます。先日は鮭に塩麴をつけておいたものを、キャベツときのこ(はじめにかるーくバター+塩麴で炒めました)と一緒にストウブに放り込み、15分。めちゃくちゃ美味しいスープがでていたので、最後に豆乳をいれてすこし煮立てたらものすごくコクのあるクリーム煮もどきができました。

塩麴で下味をつけた鮭ときのことキャベツを放り込んで、蓋して中強火
蒸気があがったら弱火にして15分煮るとこんな感じ。具が多すぎてわかりにくいですが結構スープがでています。(湯気で写真くもりました・・)
最後に豆乳をいれてすこしくつくつさせたら完成!


適当の楽しみ

もちろん本当に最初の数回は、さすがに味薄すぎた~~ということもありましたが、料理ってやはり経験値ですね。最近はほとんどそんなこともなくなりました。(でも、ま、たまにやっちゃうこともありますが・・)毎回、今日はどのくらい水分でてるかな?味はどうなっているかな?とふたを開けて味見するのが楽しみ。味見してそこから調味料を加えて調整しようと思えばできるのですが、不思議と、毎回味わいが変わるのを楽しみにしてしまってあまり調整することはしません。今日は今日の、味わい。今日は薄めだな、野菜の本来の味を楽しむ日だな・・(いいわけ)という日もあれば、うわわわこれは美味しすぎる!と最高の味つけになる日もある。

それに野菜も水分を出してぎゅっとうまみが濃縮している感じなので、むしろどんどん薄味が好きになってきている・・・。思いがけない健康効果です。野菜そのものの味を楽しめている気がします。

なにより、今日のごはん何にしよう・・と悩むのが一番いやなのですが、その悩みが減ったのです。とりあえず、魚か肉か、何かあれば、冷蔵庫の中にある野菜を一緒に放り込んで適当無水調理だ!という心強さ。今日はこの野菜もいれてみようかな?とか、変わった調味料もらったからこれも一緒にいれてみるかな?とか、もはや実験のような楽しみとなりつつあります。料理は毎日のことだから。がんばりすぎず、適当が一番のコツかもしれないなあと感じています。

こころからだ漢方
natsume


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