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初めて青パパイヤを料理する

産直市にいってみたら、地元産の青パパイヤを発見。
タイ料理屋さんで青パパイヤのサラダを食べたことはあるけれど、
実物を売っているのを見たのは初めて。
使い方もわからないし、調理大変だったらいやだな・・
と躊躇しましたが、好奇心に負けて購入。

使い慣れない野菜は調理法も思い浮かばないので
まず調べないとはじまらない。
めんどうだな・・と思いつつ調べ始めると
それはそれで知らなかったことが知れておもしろいのです。

青パパイヤとは


☑フルーツとして食べる熟したパパイヤと同じもの。
 熟す前に収穫して野菜として食べる。

☑パパインというたんぱく質分解酵素を含む。
 ほかにも脂質、糖質を分解する酵素を含み、消化を助けてくれる。
 たんぱく質を分解するので、肉と合わせると
 肉が柔らかくなる効果あり。

☑ポリフェノール・ビタミンC豊富。美容に良い!

いいことたくさん・・ちょっと調理するやる気が出てくる。

青パパイヤの食べ方

「半分に割って種をとったあと、皮をむいて千切りなどにして、
10分程度水につけてアクを抜く。」

そのままサラダとして食べられるし、炒めてもよし、煮てもよし。

なんだ、意外と簡単!とホッとしながら包丁で半分にカットして・・

わああ!!

アボカドのような丸い種を勝手に想像していたので、
細かい種が密集していて衝撃。
1つ1つが角の丸い金平糖のような。
ちょっとグロテスクでもあり、ぞわっとする感じもあるけれど、
こういうのってついつい見てしまう・・
妙な生々しさというか、生命力を感じてしまうのです。

気を取り直して種をとろうとして、またびっくり。
かぼちゃのようにワタ状態でスプーンで一気に取り出せるかと思ったら、
一個一個硬い種が独立していて、スプーンをいれると
ぽんぽんはじけて飛び出して金平糖が台所に散乱・・。

えっ、えっ、ちょっと想像していたのと違う・・。

いろいろ衝撃でしたが、
無事にアク抜きをして、半分はサラダ、
半分はツナ・人参とあわせて炒めてしりしりにしました。

青パパイヤ自体は全くクセがなくて
どんな味付けでも合いそう。
生でも、さっと炒めても食感がしっかりしていて楽しめます。

新たな食材は、いつもの料理を特別にしてくれる


もともとそんなに料理大好きというわけではないので、
普段は使い慣れた食材ばかりになりがちです。

使い慣れた食材だと、何も考えずに切ってしまいますが、
初めての食材は切った断面にいちいち驚いたり、
触感にわくわくしたり。料理って五感を使うものなのですね。
日常の、いつもの料理という体験が、
ちょっと新鮮な、刺激的な体験となりました。

たまには、いつもの暮らしを丁寧に

料理や掃除といった普段の暮らしの作業は、
忙しい毎日の中ではいかに効率よく済ませるかになりがちですが、
たまに時間があるときは、ちょっとだけいつもより丁寧に、
新しいことにもチャレンジしてみる。

暮らしにまつわることを丁寧にすると、
自分を大切にしてあげたな、という満足感がとても高まる気がします。
なんてことない日常が、少し輝いてみえるのです。

こころからだ漢方
natsume


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