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【徹底解説】草刈りシーズン到来、山の草刈りに必要なもの一覧

どうも、草を刈るようになってはや3年。草刈り上級者になりつつあるイワハシです。4月になって草が徐々に勢力を拡大し始めてきましたので、全国の草刈り初心者の方々に頑張ってもらおうと解説をしていきます。まじ面倒臭いですが、お互いに頑張っていきましょうや。

■何が必要なの?

まず草刈りってなにを揃えたら良いんだってレベルの方向けに必要なものをリストアップしておきましょう。

草刈機・チップソーもしくはナイロンコード・燃料・フェイスガード(顔を守る何かしらでも可)・サロペットもしくはエプロン・長靴や足袋靴など

以上が確定で必要なものです。草を刈るだけですが、意外と必要なものは多いですね。どんなものを選ぶかは個人の趣向や場所によって違いますので、そういった選ぶ基準も解説していきます〜

■草刈機は何を選ぶ

まず草刈機は大きく2つの種類に分かれています。ツーグリップ型のものか、両手で持つU字のハンドルのものです。

ツーグリップ型

これは僕が使っている草刈機です。ツーグリップ型は自由に動かせる範囲が大きいのが特徴。急斜面とかが多い場所はこれだと取り回しがしやすいので重宝しています。僕が住んでいる地域は棚田があったりするので、こっちの方が便利。

両手持ちU字のハンドル型

こちらが両手持ちU字のハンドル型です。こっちを選ぶメリットとしては両手で持つので楽です。ツーグリップよりは楽な姿勢で草刈りをできるのですが、可動範囲は限られてくるのがデメリット。ただ平らな土地を草刈りするのであればこっちの方がよかったりします。

山とか急斜面が多い場所はツーグリップ、平地をする人は両手持ちを選ぶで問題ないかと思います。ちょっと珍しいですが背負い式のものもあります。

これだとエンジンを背負って草を刈ることができるので腕への負担は軽減できるってのがメリットです。ただ作業を中断する度に背負っては降ろしてをしないといけないのが面倒。腕力に自信がないわ〜って女性にはオススメ。

便宜上、アマゾンのリンクを貼っていますが実際にアマゾンで注文すると当然バラバラの状態になって届くので機械いじりができない人は店舗に行くこと推奨です。組み立てるのは難しい。

■この草刈機はやめとけ

色んなメーカーから草刈機は販売されていますが、やめといた方がいいってものもあるのが事実。まずやめておいた方がいいんじゃない〜ってのは充電式のものです。

充電式は燃料が必要ないので便利じゃん〜ってのはありますが、ちょこっとだけしか草刈機を使わない人はいいと思います。ですが、普通に何時間も草刈りをしないといけない人には適していないですね。それにパワーも弱い。

次にやめといた方がいいんじゃないの〜ってはホームセンターなどで売られているオリジナル製品みたいなのはオススメしないです。なぜかと言いますと耐久性の問題ですね。

ちょっとの期間しか使わないのであれば良いですが、何年か使うつもりだったら共立やゼノア、マキタなどの農機具や工具で実績のあるメーカーのものを買っておくに越したことはないです。ここをケチったら後々、損をすると思って欲しいですね。

■エンジンの大きさもそれぞれ

草刈機はエンジンの大きさが色々と違ってきます。大きければ大きいほどパワーはありますが重い、小さいとパワーは弱いけど軽いっていう違いです。これは体格や草刈りをする場所によって選び方は違ってきます。

僕は21.7の排気量のものを使ってます。これより大きい排気量のものもありますが、正直これ以上の大きさは必要ないんじゃないのかなぁと思います。

■チップソーorナイロンコード

草刈機の先に付けるもの(草を実際に刈る部分)としては、チップソーかナイロンコードどちらを選ぶかがあります。前提条件として、どちらも消耗品だと思ってください。

■チップソー

これがチップソーです。どちらかと言えばこれの方が一般的なのかと思います。これも沢山の種類があり、歯の数や大きさ材質が違う。僕の主観ですが、高いチップソーを買おうが安いものを買おうが結局のところは歯の部分がいつかは減ってきたり飛んでなくなってしまうので、あまり高いものを買う必要はないという見解に至りました。

昔の型だと2枚刃とかもあったのですが、今は絶滅危惧種ですね。大きいサイズになれば当然、広い範囲の草を一度で刈ることが可能ですが、それだけ重い。そして草刈機自体にもそれだけパワーが必要になりますので上記リンクのサイズで十分かと思います。

チップソーのメリットは、刃なので竹や枝などがある場所でも切って草刈りをすることができます。枝が多い場所に適しているのはチップソーですね。

■ナイロンコード

お次はナイロンコードです。こっちは刃で切るのではなくナイロンのコードで叩き切るという天才的な発想で作られた製品です。これだとナイロンコードを伸ばして長さを調整するので、草刈りをする範囲は自在に調節できます。

僕は基本的にこちらを使っていて、理由としましてはコンクリートや石垣がある部分でも弾かれたりしないのと範囲が大きいので早く終わりますね。ナイロンコードを装着するにはちょっとだけ課金が必要です。

これがナイロンコードを出すためのもので回転している間にコンッと先を地面につけるとナイロンが伸びるっていう仕組み。

そして草がめっちゃ飛びまくるのでこういったサロペットやエプロンが必要になります。これをつけないと草まみれになります。ナイロンコードのデメリットとしてはこういったものが必要なのと、枝などがあるとそこにコードが絡まってしまうのが面倒。あとチップソーよりは石や砂利が飛びやすいのでちょっと痛い。

■絶対につけようフェイスガード

これをせずに草刈りをする人もいますが、絶対にやめておきましょう。フェイスガードと書きましたが、ゴーグル型のものもあります。

フェイスガード

ゴーグル

ゴーグルも推奨されているものなのですが、僕はフェイスガードをオススメしますね。僕がメガネかけてるってのもありますが、普通に顔にも色々と飛んでくるので全体を守ってくれる方がいい。

あんまり推奨されていない方法ではありますが、僕はこれを使ってます。

帽子をかぶってこういった虫除けのカバーをつけているとある程度の砂利や石は止めてくれるし、虫からも顔を守れるのでいいかなと思ってつけてますね。耐久性はちょっと弱いかもしれないので推奨はできない方法。

■足元はスパイクがついたものだと便利

山はとにかく傾斜が多いので、こういったスパイク付きの足袋や長靴があると安心です。踏ん張りが効きますからねぇ。

普通の靴でやってしまうと中にめっちゃ色々と入ってきたりするので足首まで覆えるものを履いた方がいいかと思います。中になんか入ってきたらずっとイライラするので作業効率が落ちますからね。


以上が山の草刈りで必要なもの一覧です。草を刈るだけなんですが意外にも揃えるものは多いですね。あと燃料も必要なのですが、ちょっと情報量が多くなりそうなので割愛します。燃料とチップソー・ナイロンコードは消耗品ですが、それ以外は長く使えるものなので初期投資だと思って買いましょう。では、良い草刈りライフを!

<おわり>

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