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空、そら。

そういえば、こんな風に空を見上げてなかったなぁ。
そんな自分に気付いた。

会社を退職して約3週間。
実際は有休消化期間があったので、時間に追われなくなってから約2か月が
経った。
2か月経って、「はっ」としたこと。

幼少の頃から、日や時間、季節によって表情を変える「空」が好きだった。
きれいな空を見たら、つい、写真に撮ってしまう。
空だけの写真でまぁまぁの量になってたりする(笑)

空にも季節がある。

時間に追われて、忙しくて、のんびり空を見上げることを
無意識に忘れていた。
あんなに好きだった空を見ることさえ、忘れていたのだ。

そして、空を見ていつも思うこと。
歌手ASKAの曲名。「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」

空を見て、「今がきれいだ」と思ってもその日が終わる時に
もう一度、空を見てみなくちゃ。そう思うのだ。

晴天を誉めるには日没を待て(ものごとは終わってみるまで分からないものだから、最後まで油断してはならないということ)」

Wikipedia

諺がいつの間にか、彼の中でこう変換され、記憶していたらしい。
(何かのインタビューで聞いた)
なので、私も漏れなく曲名で記憶されている😊

仕事、子育て、勉強。
人生においては「今しかやれないこと」というのが確かにある。
その場面や時期は人によってそれぞれだ。

「空、見てなかったなぁ」
そう気付けた今の時間は、自分にとって本当に必要なことだった。

走り続けること、立ち止まること。
人によって、必要なことは違うのだ。
前者は忍耐、後者は勇気が要るのかもしれない。

今現在、私は「立ち止まって」いるのだけど。
先が見えなかったり、思い描いてることがうまくいかなかったり、
うまく行かなくてどうしよう。
なんて、思ったりするのだけど。

立ち止まりすぎたと思ったら、また走ってみればいい。

たくさんの人の言葉や経験に助けられて、今は空を見てこう思っている。

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