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雨あがり美術館 作品番号 #4 「逃げてゆく時間へのオマージュ」

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風が 遠い夏の日のページをめくると

見開きの日記帳に 大きな水たまりが出現した

水面に広がっていく時間の粒子を ボクは必死で捕まえようとする

シャッタースピード1000分の1秒 で。

決定的瞬間という「永遠」の世界に 少年は遊ぶ

軽々と跳ねた 歩けると思った

そんな瞬間の連続が紡いだダイアリー それが 少年時代

 

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