山岸凉子は哲学書。「言霊」を神棚に祀り、毎日、祈りたい!
まぁ、神棚ないんですけどね(。・∀・。)。みんな大好き、山岸凉子先生の作品の一つ。
「日出処の天子」や「天人唐草」はもちろん名作だけど、「言霊」が今の私に必要だった。大切なメッセージを忘れないようにnoteに刻んでおく。
まず、1ページ目が「わたしは偽善者」って。
少女漫画だよね…?と突っ込まずにはいられない。主役はバレリーナを目指す16歳の澄(さやか)ちゃん。本番に弱い。
ネガティブな言葉を決して口にしない!いや考えてもいけない! なぜなら大脳は考える言葉の全てに影響を受けるから!
聖也くんのアドバイスに助けられ成長していく。相手の失敗を願っても相手には届かず、自分の大脳だけが聞いている…。ぎゃああ。
私は私に呪いをかけていた!! 他人を呪うことは、自分を呪うことなんだ!
「人を呪わば穴二つ」と昔の人も言っていたけど、イケメン(聖也)から大脳のメカニズムで科学的に説明された方が効果あるよね。
レッスンしてレッスンしてしたおすんだ! どんなポジティブな言葉を唱えても実力以上のことはできない。その実力を100%発揮するためのポジティブな言葉なんだから。
プロのアスリートにメンタルのコーチが付くのを理解。聖也くん、惚れてまうやろぉ!
それなら願おう! 偽善でもいい。願ってみよう全ての人の成功を! それが自分の成功につながる!
そして、澄ちゃんは自分でかけていた呪いを解き、ハッピーエンドで幕は下りる。
偽善でもいい。やらない善よりやる偽善。自分に返ってくる呪いより、やる偽善。あぁ。
ポジティブ野郎はバカっぽいし、言霊で人生が変わるかよ!なんて冷笑しがちな自分に活を!! 本当の「言霊」を忘れるべからず。
ちなみに、もう「道徳」の授業がないらしいね。山岸凉子先生の作品を読んで、自主トレをするしかない。トラウマにもなるけど(笑)。
オカルト作品の怖さは大脳にこびりついている。押し入れにいた豆しぼりの霊…。山岸凉子先生が回想するような、あとがき的な感じだった記憶が。誰か収録されている作品名をご存知ないかしら? また読みたくて!
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