最近、腸内細菌が熱いらしい
最近、腸内細菌が熱いらしい。
番組ソースは以下。
腸内細菌とは
腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息している。
その多種多様な細菌の密集している様子が「お花畑」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれたりもする。
大きく分類すると、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類がある。
これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態にしてる。
ちなみに、腸内フローラの理想のバランスは「善2:悪1:日7」なんだって。
脳腸相関とは
脳と腸が、自律神経やホルモンなどを通してお互いに密な関係であることを「脳腸相関」と呼ぶ。
極度に緊張したときの腹痛。これはストレスを感じた脳が自律神経を通して腸にも影響を与えているからだとか。納得。
で、最近「脳と腸と腸内細菌」の相互関係が、さまざまな分野で注目されはじめてるんだって。
最近の研究で分かってきてること
・マラソンで高タイムの選手の便を調べたら、ある特定の細菌が多かったり。(持久力に影響する特定の腸内細菌がいるらしい)
・長寿の自治体で便を調べたら、ある特定の細菌が多かったり。(その地域の人は、日々の農作業や、収穫した野菜をお裾分けし合いながら、多くの種類の食材を調理して、日々の食事を取っている。)
・ヒトの食の好みや免疫システムも、腸内細菌が操ってるとか。(脳腸相関ってことは、腸が脳を操ってる可能性だってあるよね。)
・高地に住むイモが主食の原住民の腸内細菌を調べたら、イモだけでは体内で作れないはずの筋肉を作る成分を生成する腸内細菌がいたり。(人によって腸内フローラの環境は異なる)
・他人の便を移植することで、潰瘍性大腸炎をはじめ、うつ病やパーキンソン病など脳疾患を改善することができるかも!なんて話もあったり。(定着率は100%ではないんだけど、親や子どもより、10歳未満の年齢差の兄弟の便を移植した方が定着率がいいのだとか。小さい頃の食事環境が似てるから、似てる腸内フローラになるという予想。)
腸は宇宙だ
そうなってくると、腸が人間を操っていると言っても過言ではないかもしれない。少なくとも、腸内細菌がいなければ、人間は生きていけない。それくらい大事な存在なんだね。
ガイア理論じゃないけれど、自分の知人が「腸は宇宙と一緒」って言ってて、たしかにそういう側面もあるかもと思った。
だって、1000種類、100兆個もの腸内細菌が、相互に影響しあって、絶妙なバランスを保ってる訳でしょ。それってもう1つの社会だよね。
勉強になるなぁ~。
ではまた!
しゅんたろう
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