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不満って、どこかで爆発するよね ~歴史番組からの学び~
テレビ番組を見るのが好きな私。
そこから得られる学びもいっぱいあります。
今日は、2つの番組を見て、感じたこと。
番組① 高校講座 世界史「ロシア革命」
学生時代、歴史が大嫌いだった私。
大人になって、歴史の面白さに気付き、学び直しています。
ロシア革命は、1917年にロシアで起こった2度の革命のことを指します。
それがキッカケで、ロシア帝国が滅びて、ソビエト連邦が誕生します。
超ざっくりの流れとしては、こんな感じ。
★★★
①第一次世界大戦でロシア市民が食糧難。大規模なデモを起こす。
「パンをよこせ!」「戦争反対!」「専制君主制反対!」
②革命軍(農民・兵士) VS 反革命軍(既得権益者) の内戦勃発
③ロシア皇帝ニコライ2世が退位。ロシア帝国終了。
④革命軍側に、レーニン登場。社会主義国家を樹立。
⑤周辺諸国も次々と社会主義国家を樹立し、ソビエト連邦が成立する。
★★★
④でレーニンが目指したのは、市民中心社会の実現。そのため、地主や教会の土地を没収したり、銀行・鉄道・大工業などを国有化したんだって。一党独裁の政治と矛盾を感じるよねー。
その後、ソ連は資本主義国家の競争相手となり、第二次世界大戦や冷戦といった20世紀を作るといった流れ。ふむふむ。
番組② アナザーストーリーズ「その時 沖縄は沸騰した〜日米地位協定の波紋〜」
今度は、沖縄の歴史。
1995年、沖縄に衝撃を与えた米兵による少女暴行事件。沖縄県警は容疑者の身柄引き渡しを要求するも米軍は日米地位協定をたてにこれを拒否。卑劣な犯人を逮捕できない事態に県民の怒りが爆発、協定の見直しと米軍基地の整理縮小を求める運動に発展した。その後、日米政府は米兵の凶悪事件に関しては運用改善に合意。さらに普天間基地の返還が決まる。あの時、沖縄は何に怒ったのか?県・日米両政府の駆け引きを関係者が明かす。
戦後50年の節目に起こった大事件。
当時の県民の怒り、デモの勢いは収まらず、日本全国に波及。
最終的には、日米両政府を動かして「普天間基地を返還する」とまで言わせるんだから、すごいですよね。
不満が続くと、必ずどこかで爆発する。
なんでもそうだけど、不満って必ずどこかで爆発するよね。
しかも、今まで積もり積もった不満を爆発させるから、要求もエスカレートする。それまで市民の声を無視し続けた為政者側の怠慢が招いた結果と言ってしまえば、それまでなんだけど。。。
ロシア革命も沖縄デモも、キッカケはたった1つの出来事なんだけど、それまでに積もり積もった不満が膨らんでる。なにがキッカケでそれが爆発するかは分からない。
だから、上司や管理職や社長や為政者は、現状に甘んじて、ふんぞり返ってないで、襟を正して、現場に耳を傾け、人々のために行動し、より良い方向に導いていく必要があるね。
諸行無常、盛者必衰
世の中は常に変化するのが当たり前。
現状を維持するためにパワーを使うより、変化を前向きに捉えて、常にアップデートしていく姿勢が大事。
その考え方は、時代を問わず大切なことなんだなぁ。と考えさせられたのでした。
ではまた!
しゅんたろう
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