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案外、どうにかなるのかも。という感覚

長野滞在記もとうとうラスト!!

これまでの長野でのお話▼
3週間長野に住むことになった話
長野市滞在初日、怒濤の出会い
1166バックパッカーズでの生活
休学大学生の2023年
やってきたことが仕事や生き方になるって良いな


私も自分の考えを表現したいのかも。

とある日。柿次郎さん、いりさん、カジノさんが「山祭に行かない?」と誘ってくださった。

正直山祭って何なのか全く知らないまま、行きます!とお返事。
1166の朝の清掃を終わらせ、長野駅から黒姫駅へ移動。この日めちゃくちゃ天気が良かった!綺麗な青空~!

やっぱりここも山が見える。信州の山、でかでかどうどうとしてて好き。
かんこうあんないじょ(にっこり)

コムちゃん(最強に可愛い黒色ラブラドール)も一緒にお迎えに来てくれて、まずは野尻湖へ連れて行ってくださいました!

車の窓から見える景色だけで「ジブリの世界に来た…?」と思うほどの豊かな自然が広がっていて圧倒された…。

キラキラした湖、もりもりした山、爽やかな緑。最高!

山が近くて、緑がほんっとうに緑だった…。
写真を撮ったりぼーっと湖を見たりして、自然のパワーを吸収。

その後柿次郎さんのお家にお邪魔し、何が何だか分からないまま地域の草刈りに参加することになりました(?)

カジノさん草刈り装備ver.

地域のおじいちゃんに草刈り機をお借りして使い方を教わり、カジノさんと共にがっつり草刈り作業!!とっても良い運動だった。

その後柿次郎さんのお家の畑にトウモロコシを植え、畑の野菜の看板作りをさせていただきました!

やっぱり、土をいじるのって楽しい😊

私は何かをデザインしたりイラストを描いたりするのが苦手。

カジノさんは、となりでどんどん自由に描き進めていく。かっこいいのもあればふざけたかわいいデザインのもあって、何の迷いもなく描いていくのが見ていて気持ちが良い。

そんなカジノさんの隣で描き進めていたら、自分も次々デザインが思い浮かんで楽しくなってきた。気づいたら夢中で描いていた。
『何かをデザインしたりイラストを描いたりするのが苦手だ』っていうのは自分の思い込みだったのかも知れない。

ずっちーに(みどり)を土に刺す!!
私が一番好きな、カジノさん作の看板。

長野で感じたことの1つ。

それが、『表現』をしている人が多いということ。

文章、絵、イベントなど、形式は様々だけどその人のアイデアや想いが色んなものを介して感じられる。

ここでも書いたけれど、「それ、いいね!」って言い合える人たちがいるのもあるし、みなさんの働き方が様々であること、表現できる場所や機会が沢山あるというのも影響しているのかな…。

私が話すことに対しても「その違和感を見逃さなかったのってすごいことだよ」とか、「それすごい素敵な考えだね」言ってもらえた。

そういう環境にいると、なんだか自分まで表現したいと考えるようになっていた。今まではそんなこと無かったのに。
だから、noteを書いて出すのが面白いなと思って地味に続けている。

ちなみに、山祭は午前中に参加されていたようで出遅れてしまった…。いつかリベンジしたい…!

誰かといることで見えてくるもの

ある日、まきちゃんが「県大生数人とのどかさんって人でまち歩きするらしいけど来る?」と言ってくれた。
逆に断る理由がないです。もちろん行きます。(きりっ)

まきちゃんは参加できないのに私に情報だけくれた、まきちゃん…好きです。

かなうちゃん・がっきー・かずやくんの県大生3人、松本を拠点にまち歩きイベントをされているのどかさんと県大に集合し、少し話してから楽しく出発!

県大周辺の住宅街を歩くルートで、植物の手入れのされ方やお家の造り、電柱にある広告など普段そこまでちゃんと見ない細かいところを見ながら歩いたらすごい充実感。

一人でするまち歩きも好きだけど、誰かと一緒に歩いていると自分にない発見が溢れていて全く別物になる。
出発してすぐくらいに数人の小学生が下校しているのに遭遇して、私なら「道草食べながら帰ってるんだな~かわいいな~」って心の中で言いながら通り過ぎちゃうけど普通に話かけに行くかずやくん。

そして小学生と仲良くなり、なぞの実を貰った。

「これ食べて大丈夫かな」っていう人と「いやいやいや、洗ってからでしょ」っていう人。自分だけじゃ起こりえない状況が起こっていて面白い(笑)

手に持ったまま歩いていたらこのあと手が真っ赤になっていた…。

のどかさんは既に社会人で、かなうちゃんは誰かからの紹介で知り合った~と言っていた。人に人を紹介して繋げるというのはもはや長野の文化なのか…?

私も3週間の中で沢山の人と出会ったし、「こころちゃんに紹介したい人がいる!」って紹介して貰ったことも何度かあった。

大学生と社会人の垣根とかも感じない。共通のものが無くても街中で知り合って仲良くなっちゃう。やっぱり面白い場所。

あと、かなうちゃんの色んなことを楽しむ能力が凄すぎて感動した。
全てのことにワクワクしていて、何で?どうやってるの?って真っ直ぐに聞く。調べる。アンテナが全方向に付いているみたいで、目を輝かせながら質問する赤ちゃんのようなかわいさ。

また、素敵なところを見つけてしまった。
やっぱり、ワクワクを持っている人は輝いて見えるね。

まち歩きが終わった後も、話したりずに円で夜ご飯!楽しかった!

シンカイラストダンス

偶然にもシンカイの最終営業日の翌日の朝に3週間の長野滞在終えてバスに乗る予定でした。シンカイの最終営業日は「シンカイラストダンス」と名付けられ、シンカイと縁のある方々が色んなものを出店されていました。

シンカイで長崎さんと対面し、3週間の中で何度か顔を出しに行った。そのときに毎回のように誰か知らない人が居らっしゃって、知り合う。

風音さんのお仕事について行ったらシンカイの2階で柿次郎さんと初めて対面でお会いできた。

しきさんについて行ったらまきちゃんと知り合い、タコパした。

県大生とそこで沢山知り合った。

私はシンカイの2階に泊まることはなかったけれど、シンカイという場所があったから「来たら良いよ」と言ってもらえた。

滞在中の1つの拠点となった場所の最後の日を見届けてから離れるのは、そこまでの歴史を知らなくてもなんだか感慨深かったなぁ。

手相占いからの、手相を書き足して貰って運勢UPしてもらったり。

美味しいスイーツやご飯を食べたり。

イベントの最後には、出店していた人もお客さんも全員が輪になってシンカイでの思い出を振り返った。

私にとっても思い出のある建物なので、また訪れたらシンカイに会いに行こう。

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これまで書いてきたように、長野にいた3週間でものすごい数の人と出会って話して、遊んだ。

元々人からの影響を受けやすいこともあり、この3週間で色んな楽しさ、ときめき、心が満たされる感覚を味わった。と同時に、「じゃあ私はどうする…?」とふと立ち止まって怖くなる瞬間もあった。

けれど、唐突に来た謎の大学生を受け入れて、色んなところに連れ出してくださり、お仕事をゲットし、知っている場所が増えていき、リアルの世界でRPGをしている気分だった

案外、どうにかなるのかも知れない。

そんな風に思えたという事実を忘れないように生きていきたいな。

長野で出会ってくださった皆さんにとっても感謝しています。
忘れられない、忘れたくない時間をありがとうございました!!


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