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【詩/曲】コトバコ

二つ名を燃べらせた少年

肩書きを捨て去る証明

コトバコに触れて透過する 嘘

手に握る鮮やかな情景

唇を噛んだあの光景

吐息の色さえ変わりゆく


月明かりの下で 揺れる白

アンビバレンスに見放されていた ような

そう 会いたいくらいで零れ落ちる碧 のような

また揺れる

「前 前 前へ」に息切れしてきた ような

そう あふるる 白に 花束を添えたい ような そんな夜


午前3時に 口にするような

淡い口調で 棘を吐きたい

愛想笑いで “I”を語らう

括弧・注のついた「※1 アイデンティティ」


月明かりの下で 揺れる白

アンビバレンスに見放されていた ような

そう 会いたいくらいで零れ落ちる碧 のような

また揺れる

「前 前 前へ」に息切れしてきた ような

そう あふるる 白に 花束を添えたい ような


めくるめく

ハイファイ言葉を箱に詰めいれた ような

そう 会いたい碧から目線外していた ような

まあいいや

名を成す花にも白が疼いている ような

そう ささやかな夜風 ペタルが溶けていてくれ

長い夜

#詩 #poetry #オリジナル曲


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