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ハルのポーカーライフチャンネルのリングゲーム振り返り雑記

参加するにあたってハルのポーカーライフチャンネルに出演した後の振り返り雑記です。 こういうのはスピードが大事と考え雑ながらも出力します。 まず、今回の出演に関わる自分のこととして、はじめてだらけの内容でした。 ・Youtubeに出るのははじめて ・Discordで人と通話するのははじめて ・PokerNowのサイトでプレイするのははじめて さらに、ハルさん、りおんさん、てっぺーさん、neruさんは自分としては、「はえ~、こういうすごい人たちもいるんだな~」と思っていた人

    • ハルのポーカーライフチャンネルのリングゲームに出演するにあたって事前に考えていたこと

       今回応募に当選して配信に出られることは自分にとってとてもうれしいことである。浮かれてます。 配信に対して事前に考えていることを、メモして配信直後に公開しようと思う。 考え 1. 配信の主旨を理解したプレーを心掛ける。 2. GTOに関して、自分が卓の中で理解が浅いことを前提にプレイする。 3. 配信であること、goodプレイが表彰されること、参加プレイヤーの層を考慮し、preflopは参加する側のアクションに寄るだろうと考えている。 4. 配信はお互いに見ていることを前提

      • 【生成AI】国際的ポーカープレイヤーのためのバンクロール管理、健康管理、生活費管理の統合戦略

        koko「働くの大変だし、宝くじで10万$でも当ててさ、ポーカー上手くなって5-10$でも打ちながら悠々自適に生活したいんだけど、AI君なんかいい感じにアドバイスくれない?」 ~以下、AI君からの回答~ はじめに国際的な高額ポーカーゲームでの成功は、適切なバンクロール管理、プレイヤーの身体的・精神的健康、そして海外での生活費管理にも大きく依存します。ケリー基準とバルサラの破産確率の理論を基礎としつつ、健康管理と生活費管理を統合した包括的な戦略を構築することが、長期的な成功

        • トイゲーム、CovarageのケアとレンジEVの関係について(ボツ案)

          はじめに ポーカーのプリフロップハンドにおいて、3bet、4betなどの強いアクションが行われたときでも、一定の頻度でAXsやスーテッドコネクタ、ミドル以下のポケットがレンジに残っていることは広く一般的に知られている。 レンジのCovarageをケアするために、それらが残っているということは周知のとおりだが、このCovarageの必要性について説明するべくトイゲームを考えた……が、残念ながら手計算で自分が考えた問題が解けなかったので、一旦諦め、ここで供養する。 1.仮説を

        ハルのポーカーライフチャンネルのリングゲーム振り返り雑記

        • ハルのポーカーライフチャンネルのリングゲームに出演するにあたって事前に考えていたこと

        • 【生成AI】国際的ポーカープレイヤーのためのバンクロール管理、健康管理、生活費管理の統合戦略

        • トイゲーム、CovarageのケアとレンジEVの関係について(ボツ案)

          トイゲーム~ドロー相手の均衡解から外れた合理的な戦略

          はじめに Aさん「Bさんはドローに違いない、ドローが付いて来られないように200%potbetだ~」 Bさん「ドローはオッズに合わないからfold」 Cさん「ドローと読み切っての相手を降ろすbetとは、Aさんかっこいい。さすがっす。」 Dさん「ドローと読み切れているなら、降ろしたらもったいないよ。バリューを取るために付いてこられるくらいのbetにしなきゃ」 A「降ろして勝てればそれが正義、引かれちゃったら最悪だもの」 ポーカーをしているとこんなシーンがたまにあ

          トイゲーム~ドロー相手の均衡解から外れた合理的な戦略

          Aハイのbetレンジ構築の考え方~BTN vs BBのSRPのJ42rのフロップCB戦略を例に

          先日、我孫子にあるポーカールームAgoraさんに遊びに行った時にたまたまヘッドホンポーカーの企画をやっていました。 思考の言語化がテーマとのことでとても楽しく遊べました。せっかく言語化したので、出来れば残しておこうかなと思って書いた身内向けの内容が思いのほか好評だったので、公開してみます。 ※正しい内容ではなく、いちレク勢の思考です。 kokoがヘッドホンポーカーで気になったスポットとして、BTN vs BBのSRPのJ42rのボードでのフロップCBのスポットがありました

          Aハイのbetレンジ構築の考え方~BTN vs BBのSRPのJ42rのフロップCB戦略を例に

          均衡解的戦略とパレート効率を意識をした戦略の使い分け(メモ)

          はじめに ポーカーをしていると、均衡解的戦略とパレート効率を意識した戦略をとることがある。世の中に出回っているソルバーや計算機の多くは均衡解的戦略を示してくれる。 実戦では集団を定義し、その集団が利益的になるようなパレート効率という考え方を取り入れることで、均衡解的戦略だけを選択するよりも良い結果になることもあるのではないかと考えた。 2つの戦略は必ずしも相反するものではないが、自分がプレーをするときにどちらを 強めにした戦略で立ち回るのかを意識するべきと思う。 どうい

          均衡解的戦略とパレート効率を意識をした戦略の使い分け(メモ)

          アミューズメントカジノKINGSの紹介

            はじめに 最近生活の変化もあって、アミューズメントカジノKINGS取手店、我孫子店、柏店に遊びに行くことが多くなった。 KINGSの公認アンバサダー??であるKAWADA Networkというチャンネルを運営するおじさんから、noteを書いてみてはとの話をもらったので実践してみる。 https://www.youtube.com/@kwdnet/featured 「いつも安い値段で遊んでお世話になってんだろ?紹介のひとつもでもしたら?」とのこと。 ※お店から何か

          アミューズメントカジノKINGSの紹介

          自分用カスタムプリフロップレンジの作成(アイディアメモ書き)

          自分用カスタムレンジの考案自分用のカスタムプリフロップレンジをつくったらいいのでは?? と思った背景と方法を備忘のためおもいつくままにメモ書きする。 〇GTOの学習 →練度の問題でどこまでやっても終わりはなく、完全再現には人間には不可能 〇Exploit GTOのある程度の理解と相手の戦略の高精度な予測、それに対する正しい対応の組み合わせ出来るようになって初めて有効になる戦略 →アプリや大きな大会では一期一会の対戦になることも多く相手の戦略がわからない中では多腕バンディッ

          自分用カスタムプリフロップレンジの作成(アイディアメモ書き)

          ポーカーで倒したい人々(メモ)

          リークがあることが分かってもイマイチ倒しきれない相手 6max ES100bbを想定 オリジナル何でもベットマンex:SBvsBBのSRPにて      Flop  Js4s3h のようなSBチェックが多くなるボードでも、とにかくなんでも打ってくるマン。体感9割くらいは打ってくる。倒したい。 モノトーンボードデカデカベットマン モノトーンボードになるととにかくフラッシュを引かれる前にと言わんばかりにデカデカベットを打ってくる。ツートーンボードでもフラッシュを引かれまいと

          ポーカーで倒したい人々(メモ)

          ハンドのスートと相手のレンジの関係~フラッシュが完成しないボードのときどのスート持ちで打つのか

          動画とかXとかを見ているとポーカーの問題をよく見かける。 どのスートでベットをすると良いでしょう問題があって難しい。 良い題材だと思ったのでこの問題について考えてみる。 この記事では便宜上レンジがもつ ハイカードやペア系の強さと確率のこと「ヒットパワー」と呼び、 BDフラッシュやフラドロがもつ強さと確率を「フラドロパワー」と呼ぶ まず、フロップでAQoの中でどのハンドでbet頻度を増やしたいか。 ♠ →自分がBDフラッシュ          相手のフラッシュをブロック

          ハンドのスートと相手のレンジの関係~フラッシュが完成しないボードのときどのスート持ちで打つのか

          マルチストリートのAKQゲームのバリュー:ブラフ比

           以前考えたマルチストリートのAKQゲームについて備忘のために残しておく。 ルール OOPにKが配られ、IPにAかQが配られるものとする。但し、あくまでバリューとブラフの比を考えることに着目するため、IPに配られるAとQの比率は1:1ではなく、AはQに比べて十分小さい確率で配られるものとする。  ベッティングラウンドをフロップ、ターン、リバーの3回行う。 単一ストリートのバリューとブラフの比 とらえておくべきこととしては、1/nポットベットを使う場合のバリューとブラフ比

          マルチストリートのAKQゲームのバリュー:ブラフ比

          3bet編 アミューズメントでのレーキ対策について(身内向け)

          はじめに  前回、身内向けに良く行くアミューズメントカジノでのレーキ対策について、オープンレイズの額とポストフロップのベット額の調整方法について考えた。  今回は3betをする際のレーキ対策の額について考える。  これはよく行くアミューズメントカジノのルールをもとに考えたものであるが、一般式の部分は他のアミューズにいった際のリングゲームにも応用できる考え方になる。  (都内のお店でも1-3、レーキ10%のリングゲームはあると思うのでそういったところにはそのまま使える) ル

          3bet編 アミューズメントでのレーキ対策について(身内向け)

          ポカチェ攻略 合理的選択の罠

          はじめに  ポーカーをするにあたってナッシュ均衡解的な戦略を知り、それにより近い戦略を目指すことは上位の成績を目指すためには必要なことだと思う。  ポーカーチェイスでのAllin or Foldの均衡戦略を見るツールとしてはNash ICM Calculatorなどが知られている。 Nash ICM Calculator - HoldemResources.net  また、一般的な内容として、バブルファクターの影響が強ければ、Allinのレンジは広くなり、callのレ

          ポカチェ攻略 合理的選択の罠

          ポカチェ攻略 ICMが働く環境でのパッシブにするアクションする意味合いについて

          はじめに 前回ポーカーのご褒美のタイプによるICMの影響の仕方について考えた。今回はその補足。 なんでパッシブがいいの?について考えてみた。 ゲームデザインにおける均衡 ポカチェのルールのように報酬(ランクポイント)が直線型の場合、バブルファクターが指数型よりも大きく働く。それにより大きなポットを争うと争った人はランクポイント期待値がマイナスサムゲームなるので、見ている人が一方的に得をするという状況。  大きなポットを争うことができないならば、相手は広くfoldすること

          ポカチェ攻略 ICMが働く環境でのパッシブにするアクションする意味合いについて

          ポカチェ攻略 ご褒美から考えるトーナメント戦略

          ポーカーではトーナメントで行う場合、その結果に応じてご褒美があることが多い。ポカチェではランクポイント、海外トーナメントでは賞金など... あるポスト(ツイート)を見たことがきっかけで、その報酬のかたちによってタイトにするべきか、アグレッシブにするべきかの戦略が変わると思ったので備忘のために文章にしておこうと思う。 前回のnote https://note.com/koko_3939/n/n23ebcc8829d1 例によってICMの考え方を採用する。 ICMの計算は以

          ポカチェ攻略 ご褒美から考えるトーナメント戦略