ハルのポーカーライフチャンネルのリングゲームに出演するにあたって事前に考えていたこと
今回応募に当選して配信に出られることは自分にとってとてもうれしいことである。浮かれてます。
配信に対して事前に考えていることを、メモして配信直後に公開しようと思う。
考え
1. 配信の主旨を理解したプレーを心掛ける。
2. GTOに関して、自分が卓の中で理解が浅いことを前提にプレイする。
3. 配信であること、goodプレイが表彰されること、参加プレイヤーの層を考慮し、preflopは参加する側のアクションに寄るだろうと考えている。
4. 配信はお互いに見ていることを前提に立ち回る。
5. 表彰されるだろうプレーに少しだけ寄せる。
1位と2位にプライズが出る関係上、BF1以下を見積もって分散をとるのはプライズEV上良いことであるが、それは企画の主旨に反するであろうことと、自分がgoodプレイヤーとしてワンチャン認めてもらえれば、次回以降も呼ばれるなど今後ポーカーで遊ぶ際のプラスにはたらくだろうから意図して分散をとる戦略は採用しない。
純粋にルールに示されるレーキ5%4bbCapにて卓に座るためのコストは不要という前提でチップEVを求める方針でプレイする。(レーキ5%4bbCapという環境が普段の自分のフィールドと違うのでPreflop良くわかっていないのだけれど...)
まずは自分がGTO戦略についての理解が他の参加者に比べて浅いプレイヤーであることを前提とした戦略をとる。対策として、Preflopにて参加するかしないかの境界ハンド(id群)やEV0付近のハンドは捨てることとしたい。
3時間という時間の中でそこに気づき適切にExploitすることは相当な実力者でも難しいであろうから、GTO上の均衡よりも、自分のハンドvs相手のレンジを考えた時に有利に立ち回れるレンジ構成にすることで勝ちこせる確率を上げたい。
参加者は配信に自ら志願して参加しているという特性を考えると心理的には多くのハンドを参加したいと考えることが自然だと思う。また、goodプレイが表彰されるというルールはできるだけ多くのハンドで参加すればその機会が増えるため、アクションが参加する側に寄りやすいルールであると言える。
さらに、このメモを書いている時点で私は全てのプレイヤーを把握していないが、大学生の方が参加されているとのことなので、参加が多くなる傾向になるのでは(偏見)と思っている。
これら要素を総合的に考えると3bet or callのハンドでバランスが崩れるとは考えにくいが、call or foldのハンドでは心理的にcallに寄りやすい環境だと考える。
また、ディレイ配信でお互いにどのようなハンドでそのアクションをしていたかは、配信後半ではお互いに確認した上でプレイできることになる。
心理的にcall or foldはcallに寄りやすい環境であることとお互いのハンドが確認できることを活かした戦略を考える。序盤からBBの3betのPolarレンジの下側が自分のレンジにあることを示し、その認識をつくったところで中盤以降のBBの3betはリニアに寄せる戦略を狙いたい。
・自分のBBの3betがPolarであるという認識をさせる
・相手がcallに寄りやすい環境である
これらが複合すると考えると、中盤以降BBからでもSBライクなリニアな3betレンジの構成に寄せることでその弱点がつけるのではと考える。
この仮説が本当かを確認するため、call or foldのようなハンドをどうリアクションしたかについては、配信を見ながらメモすることとする。
※事前の策として準備をするがその傾向が見られないならば、無理に採用はしない。
露骨な分散は企画の主旨からも狙わないとしても、自分がgoodプレイヤーであると認識してもらうためには表彰の枠はバランスを崩しすぎない程度に狙っていきたい。
表彰の枠を狙うために前回までの配信の実況解説席では「exploit」という単語が頻出していることに着目しておきたい。
てっぺーさんのJTハイボードでのQQでの特大betがノミネートもされなかったことを考えると、
ある意味でGTOに近いプレーはりおんさんにとって当たり前になっておりノミネートされにくいのではないかと考える。
また、自分がそちらの方向で優秀なプレーができる確率は低いと思う。
また、プリフロップでのexploitは現実的に難しいと考えている。
他の相手からの付け入る隙になることとそれが機能しているかが客観的にみてわかりにくい。
また、自分のスキルレベルを考慮してもプリフロップで適切なexploitができるとも考えにくい。
配信栄えを狙ってプリフロップを積極的に崩して、ブラフプレイするのもありうるが性格的に自分に合わないし配信の主旨にも合っていない。
表彰が狙える戦略として、アミューズベースでのオーバーフォールドの戦略や、バランスの取れているPolarなbetからブロッカーを意識したキャッチをいつもよりも気持ち多めに狙っていきたい。
今回の配信を通して少しでも認知されるようになるとうれしいなと思う次第である。
楽しむぞー!!
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