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車椅子と、スーツケース

車椅子の息子と旅行するときのスーツケースの話です。

我が家は、1~2か月に1回は、車椅子の息子も引き連れて、近隣のホテルなどに泊まっていまして。

障害児を育てているわりには、よく出かける方なのではないかなと思います。

で、何度も車椅子と一緒に旅行することで、車椅子と旅行しやすいスーツケースというものが、なんとなーく分かってきました。

それで、我が家なりに分かった、車椅子と旅行しやすいスーツケースというのは。
フロントオープンで、出来るだけ小さなサイズのスーツケースが良いなと分かりました。(あくまで我が家の場合ですが)

ではなぜ、車椅子と旅行するには、フロントオープンで、できるだけ小さなサイズが良いのか、ということなのですが。

その前に。
まず、スーツケースなのか、ボストンバックでもいいのか、ということを言いたいのですが。

1泊で、近隣ホテルで、車移動で、普段から荷物少なめの家族4人だと、「ボストンバックで十分なのでは?」となると思うのですが。

車椅子の息子を介助するためには、両手を開けておかなければならなくて。
ボストンバックだと両手が開かないので、荷物を持ちながら、車椅子の息子を介助がしにくかったんです。

車移動だと、荷物は車に置いておけるので、ボストンバッグで十分だなと思って、ボストンバッグで行ったこともあるんですが。
ホテルの部屋まで移動するちょっとの間でも、ボストンバッグを手に持ちながら、車椅子の介助をするのは大変だったので。

最近では、荷物が半分しか入っていないいなくても。スーツケースに着替えとか、車椅子の息子の介助用品であるオムツとか、全部詰め込んで行っています。

で、車椅子と旅行してみて、スーツケースは、フロントオープンで、出来るだけ小さなサイズが便利だなと分かった理由ですが。(あくまで我が家の場合ですが、再び)

まず、スーツケースのフロントオープンが便利だなと思ったのは。

我が家が宿泊することが多いのは、どこの地域にでもあるチェーン店のホテルなので、部屋がそれほど広くはないです。

その広くないホテルの部屋に、車椅子を置くと、もうそれだけでスペースがいっぱいで。
スーツケースをぱかーんと広げるスペースがなかったりします。


そんな時に、フロントオープンだと、フルオープンの半分の面積ですむので便利です。

あと、フロントオープンだと、ホテルの部屋にある椅子の上とかにも置いておけるので。
地べたをはうこともある、歩けない息子の邪魔にならず、便利でした。

次に、出来るだけ小さなスーツケースがよい、というのは。

小さめのスーツケースじゃないと、車のトランクルームに乗らないんですよね。

なにしろ、車のトランクルームには、車椅子をドーンと積むので。
10日間の旅ができそうなくらい大きいサイズのスーツケースは、乗らない。

でも、自分の車を買うときには、トランクルームを、車椅子の大きさや、スーツケースの大きさを考えて買えばいいのですが。

問題は、旅先でレンタカーを借りる時でして。

車椅子という大きな荷物を、レンタカーのトランクルームに入れてしまうと。
車種によっては、スーツケースを乗せるすき間がなかったりします。

まあ、大きな車種を選べば、車椅子もスーツケースも載せられるんでしょうが、レンタカー代が高くなる。

なので、車のトランクルームにスーツケースがのらなくても。
車の後部座席の足元にも置けるような、できるだけ小さめのスーツケースを選ぶようにしています。

とはいえ、スーツケースが小さすぎると、3泊した時には荷物が入らなくて困りました。

そんな時は、入らなかった荷物は、ユニクロで買ったリュックに入れて。
1泊した後に、今度はユニクロのリュックに汚れ物を入れて、旅先のヤマト運輸から自宅へ送ってます。



というわけで、車椅子と旅行をして行き着いたのは、フロントオープンで、小さめのスーツケースが良いなという話です。

スーツケースひとつ選ぶのにも、車椅子に振り回されております。

そしていま、ちょうどスーツケースを買い替えようとしていまして。
この2つに狙いを定めているのですが。


車椅子の旅行では、スーツケースは小さいほうが無難だなということを学んだので、小さめのサイズを買うことにします。(でもね、荷物が入らない)

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