転倒した車椅子の息子、壊れたメガネ
「お母さんごめんなさい、メガネ割っちゃって」
いやいやそれどころじゃないって、頭から流血してますけど。
先日、車椅子の息子が公園で転倒しました。
子供が転けるっていうのは、よくあることだと思うんですけれども。
歩けない子供が転けるとなると、歩けない立てないので、体のバランスも取れないし、手をつくこともできないし。
勢いよく、全身全霊の全体重でバーーーン!!!
と転倒するんですね。
うっかりしていました。
そのため、息子は頭を強打。
パカーンと切れた頭部の傷口から血はダラダラ出ているし、メガネは損壊。
転倒した場所が公園だったので、遊んでいた子供達も何事が起きたのかと息子の周りに集まってきてあたりは騒然となり。
そんな中、息子は、
「お母さんごめんなさい、メガネを割っちゃって」
と、ただただ泣いていました。
自分のことよりもメガネを気にしながら。
いやいやそれどころじゃないって、皮膚がパカーンと開いてますけど。
血がダラダラと出ていますけど。
先日、小学校5年生になる車椅子の息子が公園で遊んでいて。
親の私が、娘の用事で息子のそばを離れたすきに、息子が転倒してしまいました。
まあ、子供が公園でこけるのはよくあることだと思うのですが。
息子は歩けないので、体幹がなく、自分自身でバランスが取れないものですから。
勢いよく、全体重をかけてこけてしまったんですよね。
で、こけた場所がジャングルジムだったので、ジャングルジムの金属に頭と顔を強打してそのまま地面に倒れてしまいました。
息子を見ると、おでこの髪の生え際あたりに傷ができており、皮膚がパカーンと割れて、素人目にも「これは縫わなくてはならないなあ」という傷たっだんですよね。
頭部の怪我なので、血がダラダラと出るし。
公園という場所なので、遊んでいた子供達も集まってきて、息子の頭部からダラダラと流れる血を見て「うわー、、、」と言ったり、あたりは騒然としていました。
息子はというと、転倒したことが何が起きたのか理解できない様子で。
「メガネを割っちゃった、、、」
とメガネのことばかり気にしていました。
息子がメガネを気にしたのは、恐らく。
前回、メガネを作って3か月くらいで紛失させており。
今かけているメガネも、作ってまだ1か月ほどだったので。
前は3か月で失くして、今度は1か月で壊して、親の手間を心配したのだと思います。
いやいや、心配するのはメガネじゃないから。
取り急ぎ、公園にいらっしゃった近所のお父さんが、持っていたティッシュで息子の顔に流れた血を拭いてくれたので。
そのまま息子と家まで帰り、息子は車に乗せて、私は保険証を取って、別の公園で遊んでいた娘をピックアップして、近所にある小児科へ連れて行きました。
ですが、小児科では、
「ここでは傷口を縫うことはできない」
ということで、外科の病院へ行くことになり。
再び息子と娘を車に乗せて外科病院へ移動し。
外科では、
「縫うと傷跡が残りやすいから、縫わずにいこう」
ということで。
パカーンと開いた皮膚の傷口は、医療用のテープを貼って閉じもらうだけで終わり。処置自体はすぐに完了でした。
よく分かりませんが、傷のわりには軽傷だったようです。
それにしても、歩けない子供というのは、自分で体を支えたり、バランスをとることができないから、転倒した衝撃が大きいんですね。
リハビリの時に、理学療法士さんが、息子がバランスを崩して転倒しそうになるのを大袈裟なくらいの勢いで助けていたんですが。
息子のような歩けない人が転倒すると、全体重がかかって大きな怪我をしやすいから、理学療法士さんは転倒防止に必死になっていたんですね。
私などは、
「子供がこけるなんてよくあることなのに、大袈裟だなあ」
くらいに思っていたので、ごめんなさい。
歩けない子供が転倒すると、大怪我になるんですね。
というわけで、先日、車椅子の息子が公園で転倒しました。
子供が転けるっていうのは、よくあることなのですが。
歩けない子供が転けるとなると、歩けない立てないので、体のバランスも取れないし、手をつくこともできないし。
勢いよく、全身全霊の全体重でバーーーン!!!
と転倒してしまいました。
さいわい、息子の怪我は軽傷ですんだのですが。
怪我した場所が頭部ということで、パカーンと割れた皮膚から血がダラダラと出るし、1か月前に買ったばかりのメガネは壊れるし。
近所の小児科では治せないから外科に行けとなるし。
子供がこけた以上の大変なことになりました、という話でした。
(追伸)
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