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オンワードとZOZO提携 コロナ下、ネットに活路

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新卒で老舗ゲーム会社に入社約10年働いたのち、大手アパレルで2年、その後大手ゲームプラットフォーマーでサラリーマンをしています。一貫して経営企画・事業企画を軸にしてきた経験から、業界情報や気になるニュースについて書いていきます。

私がアパレル業界にいた2017~19年は多くのアパレル企業の業績が伸び悩み、各社がECチャネルの拡大とさらにオムニチャネルの成功を模索している時代でした。私も勤めていたアパレル企業でオムニチャネルの評価基準の設計に携わらせて頂き(店舗のストアマネージャーがO2Oにモチベーションを持つ仕組みなど)、アパレルのデジタル変革の必要性を肌身で感じていました。

オンワード樫山が提携するZOZOといえば、昨年末ごろには成長の限界を迎えたと言われ、株価も下がり、社長の前澤さんも経営から卒業されていきました。しかしコロナ禍によりEC企業として評価が見直され、不評だったZOZOスーツの採寸データが、オンワードの一手に使われるという全く予想ができない事が起きました。今回のコロナの感染拡大がアパレル市場へ変化を促した力は非常に大きかったと思います。

ZOZOはデータを持っていても、PBはブランド力を持っていなかった。そこで、オンワード樫山のブランド力とデータの掛け算で、どのようにビジネスが拡大していくのか(またはうまくいかないのか)、アパレル業界卒業生として楽しみです。

#COMEMO #NIKKEI

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