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食べ物で心がけること〜春編〜

今日は春分の日🌸
今年は寒いお彼岸になりましたが、それでも一番近くにある桜の木から花が咲いていることを発見して、やっぱり植物は春を感じているんだな〜としみじみ感じた朝でした。
桜が大好きなので、待っている時は、早く咲かないかな〜と思っているのに、咲き始めたことを発見すると、咲いている時間の短さを感じて焦る気持ちも出てくるのが毎年のこと。
これからは、ますます一日一日の桜の様子を大切に眺めていきたいと思います。

さて、通年気をつけていることですが、春の養生として特にこの時期は、「血を補う」ことに気をつけています。
春に植物が芽吹くように、私たちのからだの中でも知らず知らずのうちに芽が顔を出していると考えられています。
その芽が出るために必要なものが血。
いつもより多くの血が、からだに必要な時期になります。
血が充分であれば、しっかり芽が出ます。逆に、血が不十分であると芽が出ないだけでなく、元気が出なかったり、からだやこころの不調としてあらわれてくることになります。そして、次の季節(夏)に元気に過ごすためのからだづくりも不十分になるため、この時期に血を補うことが大切になります。

自分にできることを少しでも取り入れて、春を元気に楽しく過ごしたいものですね。
例えば、黒い物を食べること。
 ●黒米、黒豆、黒胡麻、黒キクラゲなど
赤いものを食べること。
 ◉人参、トマト、クコ、棗、ベリー類など
そのほか、小松菜、ほうれん草、鶏肉、卵、牡蠣、レバーなどの血を補うものを食べること。
最近、黒豆は納豆として売られているので黒豆納豆を選んだり、ご飯には黒胡麻をふりかけたり、クコや棗はお茶に入れてみたり、人参は作り置きメニューに使ったり、何かに合わせて食べるようにすると習慣にしやすいのではと思います。
私も取り入れやすいものを習慣にするうちに、だいぶ血を補う食材のレパートリーが増えてきました。

春は動き出したくなる季節でもあります。
動きたくなったら動けるからだを作っておきたいですね。

#中医学 #薬膳 #養生 #春 #生活 #習慣


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