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#15「アイネクライネナハトムジーク」読了。

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

今月も残すところ後2日です。
明日は、今月の振り返りを記事にしようと
考えていますので読んで頂けると嬉しいです。

今日は読んだ本の感想が中心です。
もしこの記事を見て気になった人がいましたら
ぜひ手にとって下さい。感想話し合いたいです!

今回は、

伊坂幸太郎
「アイネクライネナハトムジーク」
です。

・伊坂作品であまりない内容が読みたい人
・人間関係に疲れてしまっている人

には特にオススメです。

伊坂幸太郎は誰もが知る作家さんですよね。

今までも、死神シリーズや
グラスホッパー、AX、
フーガはユーガ等の作品を読んだのですが

伊坂作品の特徴は
・綺麗すぎる伏線回収
・別作品の登場人物が出る

とりあえず伏線の回収が綺麗すぎます。
至る所に伏線を張っておいて終盤に進むにつれ
どんどん回収していくのですが
他の作家さんよりもとてもわかりやすいです。

作中に別作品の登場人物を出すことも多く、
他作品との関連付けが凄いなと思います。
伊坂作品を読めば読むほど多くの登場人物に
気づくことができるのも良さです。

今回の、「アイネクライネナハトムジーク」
短編集なのですが、それぞれの話の繋がりは
相変わらず綺麗でした。感想としては、


最後のラウンドボーイとの伏線回収が凄すぎ!!!

人の縁や繋がりは思わぬところで見つかる!!!!

時系列が入れ替わりながらその時々の人々の繋がりが
思いがけない所で出てきたり、恋愛や仕事、学生時代等
今まで自分も経験したような内容があったりと
とても親しみやすい作品でした。

どこかほっこりとした気持ちになり、
自分も身の回りにいてくれている人は
大切にしたいと改めて思わせてくれました。

安定に作中も伏線だらけなのですが、一番痺れたのは
最後の最後のラウンドボーイの伏線です。
これはぜひ読んで頂いて確認してほしいなと思います。


★★★★☆ 4/5です。

登場人物がとても多いので相関図を
見ながら読むのがオススメです。
映画化もしてるみたいなので
見てみようと思います。

今日はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございます。


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