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〔福岡糸島〕何もしない場所 "bbb haus" に泊まってみた



ここは日本の西北海岸にある
海辺のゲストハウス


いつもの場所から離れてみる
いつもの自分から離れてみる

誰かに手紙を書きたくなるかもしれません
久しぶりにスケッチを描きたくなるかもしれません
海に出たくなるかもしれません
何もしたくないかもしれません

目の前に広がるのは吹きっさらしの平原
その先に広がる海と空
そして振り返れば連なる山々

季節の移ろいや時間の経過
天候の変化さえも楽しみに変わる
聞こえてくるのは、潮騒と、風の歌、鳥のさえずり…

いつもと違う場所と時間の流れの中で
どうぞ、お好きにお過ごしください



1972年、とある企業の保養所兼研修センターとして3400坪の敷地に建てられた背の低い小さな建物。

改修され、ゲストハウスとなったその建物の前には海が広がり、館内には歴史に名を残す様々なデザイナーの家具が並んでいる。





所在地  福岡県糸島市志摩小金丸1897
電話番号 092-327-8020
営業時間 pantry
      11:00~18:00 
     tea room
      11:00~18:00(O.S.17:00) 
     dining room
      [LUNCH]12:00~14:00(O.S.13:30)
      [DINNER]18:00~21:30(O.S.20:30)
休館日  月曜日・火曜日



5:00 PM



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この日は唯一の宿泊客


全ての部屋で、置かれている家具が異なる。
今回選んだのはイームズの家具が並ぶ102号室。


宿泊したお部屋
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▶102
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 203



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触れるもの全てに感じる気づかい



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共用部



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ゆっくりと脚を伸ばせるラウンジ



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ショップ


併設のショップでは客室の小物や、ディナー・朝食で提供される一部のものを購入できる。


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パントリー


宿泊以外の方も利用できるパントリー。


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中央の中庭


波の音を聴きながらハンモックに揺られる時間が最高だった。


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6:30 PM


糸島の食材を愉しむことができるディナーでは、ひとつひとつの食材の味をしっかりと感じることができた。


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この日は丁度、満月だった。


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二階へは階段で繋がっている。


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6:30 AM



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8:30 AM



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朝食を頂いた後は、チェックアウトの時間までラウンジで置いてある本を読みながらゆっくりと過ごした。



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私が買ったもの


人は物を欲するのではない。その物から得られる体験を欲している。
そして体験を得るために必要なのが時間である。

ではどんな時間を売るか。

時間、空間、そこから生まれる体験を提供する側が最も苦慮するのはそういったところにあると思う。
高いホスピタリティーや華麗なインテリアが齎す優越感だけが、そのホテルに払う対価から得られるものではない。


その土地の営みに触れ、その場所の背景を知り、味わい、感じる時間。
表面的になぞることも、気になれば深く知ることもできる。
それをフォローするために、多様なマテリアルと、様々な曲線によって描かれたプロダクトが存在している。

今回の旅で私が買ったのはそんな時間だった。



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〔H.L.D. のコラム〕




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