カメラメンテナンスあれこれ雑記
防湿庫買いました
フィルムカメラを本格的にはじめてから、カメラの保管方法も見直す必要があると感じるようになりました。
それまでは、全くの無頓着で、雨に濡れようが埃に塗れようが、雪に埋もれようが、特に気にせずカメラバッグに放ったらかしてきました。
過去に使っていたSONY NEX5のレンズがカビた事があり、「レンズってカビるんだ!」と驚いたくらいの無頓着さでした。
さすがにそれ以降は、一応乾燥してからカメラバッグに戻すようにはしていましたが・・・そもそもカメラバッグの中に入れっぱなしも良くないですよね。
幸いなことに、わが家は気密性が高く湿度も低い環境です。
なおかつ住んでいる北海道も、そもそも本州のような湿気に悩まされることはないのですが、オールドレンズはカビが発生しやすいと本で読んでからというもの、いよいよ気になってきました。
カメラやレンズにとって最適な保管場所。
「防湿庫」しかありません!
というわけで、HOKUTOの防湿庫(かっこよく言うとドライボックス)を購入しました。
最初は、”大は小を兼ねる”と思い51Lを購入したいと思っていたのですが、珍しく妻が購入してくれるとのことで(嬉しい!)、遠慮して一番小さな25Lにしました。
結論、一番小さくしてよかったです(笑)。
早速開封し、電源を入れます。
買ってみて思ったことは、”守られている”という圧倒的な安心感です。
この”守られている”感、結構大事だと買って実感しました。
レンズのメンテナンス
某オークションサイトで購入した、AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sですが、やはりヘリコイドの固着が気になります。
小寺さんにも修理をお勧めされたので、思い切って修理に出すことにしました。
札幌には、とても優れたカメラ修理屋があります。
場所は、サッポロファクトリーの近くです。
ヘリコイドのグリス交換と分解清掃をお願いしました。
絞り羽根にも油じみが出ていたようです。
放っておくとカビが生える原因になります。
税込9,900円。
プロの職人さんに払う対価として、正直僕は、とても安いと感じました。
こんな素敵なサービスが地元に残っていることに感謝です。
戻ってきたレンズは、もちろん見違えるほどスムーズなピントリングの動きで、感動しました。
修理に出したことで、レンズに愛着も湧きます。
職人さんの手仕事、本当に素晴らしい。
全国的に、カメラの修理職人も高齢化が進み、数も減っているとのこと。
気になる機材は、直してもらえるうちに、メンテナンスしてもらいましょう。
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