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フォトコンテストで入選しました

フィルムカメラをはじめてから、よくカメラ屋さんに足を運ぶようになりました。

そんなある日、入り口のチラシコーナーで見つけた写真コンテスト。

”十勝シーニックバイウェイ南十勝夢街道フォトコンテスト”

十勝は、ぼくの地元です(ぼくは帯広市出身)。

応募してみようと思いました。



これまでにも、写真コンテストには応募したことがあり、2回入選したことがありました。

最初は、CANON主催のフォトブックのコンテスト。

審査委員の山下マヌー氏に選んでいただきました。

ヒマラヤの写真と、短い文章で構成された写真集です。

これは、単純に素材が良すぎただけだと思います。

白き風の谷から- A Way to Himaraya-
大好きなアマダブラム峰
ヒマラヤ登山の師匠、ラクパ・シェルパ



次に入選したのが、三笠ジオパーク写真コンテスト2019。

こちらはインスタグラムに投稿した写真が入賞しました。

5000万年ひとまたぎで越えちゃった

三笠市のジオパーク、野外博物館にあるプレート。

このプレートが実に面白いんです。

約 1 億年前にできた地層と約 5000 万年前にできた地層が隣り合っており、2 つの地層の境界をまたぐと、一気に 5000 万年もの時間を飛び越えることができるというもの。

5000万年をぴょんぴょんワープするむすめが面白くて、撮った写真です。



いずれも、よし!応募しよう!と考えて撮影したものではなく、撮影していた写真が、なんとなく企画の主旨に合いそうだなぁ~と思って応募したコンテストでした。

今回の「南十勝夢街道フォトコンテスト」も然り。

今夏、中札内村に宿泊した早朝、リスを探しにむすめたちと散歩しながら撮影した写真が主旨に合うかも?と思ったので、応募してみました。

ただし、今回はデジタルフォーマットではなく、写真での提出。

しかも、フィルムカメラで撮影した写真です。

実質、はじめての正式な写真コンテストへの応募となります。

ネガを出して、引き伸ばしてもらった写真を見て、少し不安になります。

ピントが甘いかなぁ~。

でも、これがぼくの精一杯。

忘れられない一瞬が切り取られた大切な写真です。

むすめたちの後ろ姿が可愛いからOK!と、投かんしました。



そして、半分応募したことも忘れていた10月に入選&授賞式の知らせが!

知らせを受け取って、一番喜んだのが嫁さんです。

「温泉宿取ってみんなで授賞式に行こう!」

と、温泉ありきですが(笑)、家族みんなで授賞式に行きたいと喜んでくれました。

正直、幕別町まで足を運んで、わざわざ授賞式に参加するのはどうかなぁ・・・と思っていたのですが、妻が乗り気なので行くことにしました。


受賞した写真「雨のさんぽ道」(Nikon FE / Nikkor 50mm F1.8)


授賞式は、幕別町虫類コミュニティーセンターで行われました。

受賞された方は、皆さん十勝の方でした。

しかも、家族で参加はうちだけ(笑)。

大人になって、はじめて賞状を授与されました。

その様子を、上のむすめがトイカメラで撮影するという・・・笑。

なんだか気恥ずかしい体験でしたが、うれしかったです。

2023カレンダーの裏表紙に採用されました。


いちから学びなおした、フィルムカメラで受賞できたことも大きな喜びです。



霧雨が降る中で、リスを探しに歩いた早朝の景色。

ぼくのパタゴニアのジャケットを合羽代わりに着ている二人。

ぶかぶかだけど、それが愛おしくて。

『となりのトトロ』のさつきとメイちゃんみたいだなぁと、撮影(スケッチ)したときの心象が思い出されます。

実は、写真の続きがあります。

それが、こちらの写真です。

見えますか?



普段からアドバイスをくれるプロカメラマンの小寺卓矢さん、色々と相談に乗ってくれるアキタヒデキくん、お二人に感謝申し上げます。


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