思考を留めておくのは脳だけではないとわかる本
読書記録5日目
思考の整理学
著者 外山 滋比古
ちょっと頭の良さそうな本を読んでみたくて読んだ本。
本の裏表紙には
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空をかけるには駆けるには?
自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。
考えることの楽しさを満喫させてくれる本。
と書いてある。
思考がのびのびと大空を駆ける方法は、大雑把にいうと、
メモ
をしよう。ということ。
本を読んだら、勉強したら、何か思いついたら、、
人の脳は大事なことでも忘れてしまう。
でもちょっとした考え事でもものすごいアイデアの種だったりする。
あ、なんかこれ忘れたくないな、とか
忘れそうだな、とか、
ただの感想でもなんでも
思った瞬間にメモ!
外山さんはめちゃくちゃ細かくメモを紙に書いて分類してきちんと整理、保管、要らなくなったら処分をするらしく、読んだときは、ほー!すげーー!と感嘆した。
そこまでやるか?!みたいな感じで、、
確かに、授業中に気になった疑問を後で調べよ〜と思っていても、授業後にはなんだったっけ?となるし、そもそも疑問を調べることすら忘れてしまうことがある。
人の思考は流動的だし、常に何かを見て感じているから忙しい。
だから、メモをしてアウトプットする、そしてしばらくしてメモを見て要らないものは捨てる。こんな風なサイクルでアイデアは磨かれる。
この本の内容を全部真似はできるかはその人次第だけど、こうやってnoteとかに日記やら感想やらを残すことはきっと大事なことで、ある日残しておいたものたちが繋がるのかもしれないなと思う。
noteに溢れた文字たちはアイデアの原石なのかも知れない。気がする。
思考を留めておくのは脳だけではない、と思える本だった。
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