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第一話彼女は僕のことを学校で一番嫌っていた。

第一話
彼女は僕のことを学校で一番嫌っていた。

今まで付き合った女性は二人だけである。
初めて女性とお付き合いさせて頂いたのは、中学三年生であったが、そこまでの付き合う期間まで、約4年掛かった。そして、やっと付き合ったのに三ヶ月で別れる。そこから、壮大な問題に発展していく。今思えば、ドラマのようである。

まず、8年前に戻ってみる。小学校の時の自分は結構太っていて、ドラマの中の明るいデブの立ち位置にいて、同性からは好かれていたし、友達は多かったが、付き合うのはちょっと、、みたいな感じ。

しかし、女性を好きになることは、勿論自分でもある。その時、一目惚れした女の子がいた。彼女に対して、わざわざ彼女の席に近い男友達の所に行って、話をしながら、彼女にも話を振って笑いを取っていた。周りの人も自分が彼女が好きなことは見え見えなくらい、ずっとトークをしていた。このままいけば、自分でも好きになってくれるのかな?嬉しい!!というピュアな感情で動いていたが、事件が起きてしまう。

あの夏の日の朝、僕は朝からなぜかいじりが始まってしまう。僕の物を投げて遊ぶゲームが何人かで始まってしまう。徐々に彼等はエスカレートしていき、投げる量も増え、止められなくなってしまった。
僕はそれが一番嫌いで、イライラしていた。しかし、暴力はダメだと感じ、その友達の物を誤って投げてしまった、、、

それが、僕の一目惚れの女性の後頭部にクリーンヒットしてしまう、、、

僕は、全てを壊してしまったことと焦りと彼女の痛そうな顔と周りの顔で、自分は逃げてしまった。そして、トイレで落胆し、学校に行けないと凍りつくような言葉が自分の脳を回り続けた。

しかし、先生に誰かが忠告したことで、自分は犯人に仕立て上げられて、何故自分が物を投げたのかという要因を聞かずに、自分が戦犯扱いされた、友達は何の咎め無し。この時も辛かった。

そして、被害に合った彼女に対して、クラスの皆が見ている中で、真摯に謝った。

そして、彼女は許してくれたが、その後他の友達から聞くと、『Masatoくんは、学校の中で一番嫌い、何で、あんなに楽しく喋ってくれたのに、、』と。

周りからもMasatoは、終わったな、、という噂が回る。

この最悪のスタートから、どうやって彼女と僕は付き合って頂いたのか?

次回に続く、、、

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