見出し画像

名探偵コナン水平線上の陰謀/コナン映画で一番好き。早く超えてみろ!!

▷『名探偵コナン/水平線上の陰謀』 Amazon Primeで視聴

▷91点/小五郎と黒の組織が活躍するのは問答無用で高評価。

▷あらすじ

『15年前、貨物船が氷山に衝突する事故が起きた。殆どの人間は脱出したが船長と乗組員は沈んでいってしまった。しかし、船長は殺されていた。それを見た副船長は不適な笑みを浮かべながら、、、             そして、現代に戻り鈴木財閥の園子から豪華客船に乗ることに誘われた、小五郎とコナン君、蘭ちゃんと少年探偵団。そこには、15年前に事故を起こした、副船長が主導した豪華客船と事件の戦慄に進むのであった。』

▷徹底感想

コナン映画を全て観ている訳ではないのですが、十作品くらいは観ています。その中でも、一番好きなのは、この作品です。

自分は何でこの作品が好きなのは、決定的な理由が二つあります。

①誰かが強いという今のコナンではなく、推理が主軸になっており、トリックも最高級品。

現代のコナンは、赤井秀一から始まり、安室透、京極真という常人離れしているキャラたちが出ています。味方陣営が強すぎるのと推しキャラ目当ての人に向けての映画を作っています。それを受け、黒の組織は過去は凄くミステリアスな雰囲気を醸し出しており、たまに殺し屋の目で迫ってくるのが、黒の組織でした。しかし、今の黒の組織は、コナン君の味方陣営が強すぎるのを受けて、スパイを入れたり、仲間を充実させたり、映画でもヘリにミニガンを設置して、撃ちまくるといった、パワーをパワーで圧倒していくようになりました。

だから僕は最近のコナン映画はあまり好きではないんですよね。多分今後は、黒の組織が出演する映画だけを観ると今のところ考えています。

話を戻して、この作品では常人離れしているキャラは出てきていません。そして、力で圧倒するのではなく、推理で圧倒していきます。ここが今のコナンとは違うところですね。

そして、コナンの身内の中でも事件に巻き込まれるのは正直驚きました。園子が被害を受けます。園子は、誰かに誘拐されて、霊安室に入れられます。ここのシーンは本当に怖かったです。自分は、閉所恐怖症なので、真っ暗な場所で、冷たい。もし、園子に電話が繋がらなくて、ずっとその場所に居たら、もしかしたら園子は亡くなっていたのではないかと、考えていました。

そして犯人。これはすぐに分かるけど、最後には騙されます。この感覚はこの作品でしか味わえません。是非観て欲しいです。

②毛利小五郎がコナンの推理に勝つ。それは私が望んでいた。

名探偵コナンは、コナン君が小五郎に麻酔針を刺して小五郎を眠らせて、事件を解決します。だから、毛利小五郎の考えは必要としていなくて、コナン君のきっかけ作りをしている存在です。

しかし、この映画では小五郎がコナン君の推理に勝ちます。それは最後のシーン、コナン君はあることが起きて、物語が解決したと思っていました。

しかし、小五郎は真犯人を突き止めます。そして、真犯人に対して、素晴らしい名言を言い放つんですよね。流石小五郎なんですよね。だから、自分は小五郎のことを離れられないんですよ。

皆さんもそう思いませんか?ギャンブル好き、女好き、見知らぬ男の子を保護して、蘭の恋愛事情にも文句を言わないし、事件現場でも、コナン君が入ってきたら叱ることや奥さんのことを愛している。

本当に人間らしくもあり、心の幅も広いことが分かります。だから、小五郎が一番好きなのです。是非観て欲しいです。

▷まとめ

コナンの映画でも一番好きな『名探偵コナン/水平線上の陰謀』        純粋な推理映画を楽しみたい方にお勧めでございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?