『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の全話感想。
▷『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』 Netflix
▷97点/韓国ドラマで一位二位を争うレベルのクオリティ。
▷あらすじ
『自閉症の女の子ウ・ヨンウ弁護士は、人とは違っていた。何事に対しても、行動は少し違っているが、弁護士の才能としては優秀である。しかし、彼女は障がい者枠として捉えられており、他の弁護士とは違うという認識で、一人の弁護士が悪い情報を流したり、ウ・ヨンウ自身は、自分の自閉症のせいで人とは違う生活や差別を受けていた。何が正しいのは無いが、時間だけは進むのであった。』
▷全話徹底感想
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、どの話も全て良く、一部切り抜いて紹介するのには、書き切れないので、今回は、全話紹介させてください。どれくらい時間が掛かるやら。
まず、キャラ紹介から行きましょう。
▷ウ・ヨンウ
自閉症持ちの女の子だが、弁護士としての才能は抜群。記憶力も高く、今作では様々なアプローチで、裁判で大いに活躍する。
しかし、自分の自閉症が原因で差別されたり、仕事に対して自信を持てなくなってしまう。
▷ジュノ
イケメンと運転に力が入るとドリフトも完璧にこなす。今作では、全てにおいて特化している。悪い所がない。
▷スヨン
ヨンウのロースクール同期。いつもヨンウの味方になってくれる。後半になるにつれ彼女の事もピックアップされだして、余計好きになった。
▷クォン
僕このキャラ嫌いだったな。うーん特に優秀なわけでもなく、仲良い訳でもなく、途中にスヨンに好意を寄せるのは意味わからんかった。最後は、良いアピールしてたけど俺は許してないからな。
ヨンウの事を差別したり、コネ入社をネットに上げたり、上司の言うことを第一に考えたりして、自分の事を傷つけたら人一倍に怒ったり、こいつは本当に嫌いです。
▷チョン
大人びていて、良い年の取り方をしたのび太君。また、上司としての役割もきちんとしており、ヨンウのことも大事にしている理想の上司。
▷テ・スミ
ヨンウの弁護士の会社のライバルの『テサン』のボス。
彼女とヨンウには何か秘密を持っているが、彼女はそれを隠し続け政界に進出するのであった。
このキャラクター達が、この物語の軸になるキャラ達です。
それでは、一話から感想を書いていく前に、この動画を観てから行きましょう。
一話:おかしな弁護士ウ・ヨンウ
第一話は、ウ・ヨンウの過去の話と老夫婦のDV問題がテーマとして取り上げられます。
ます、ヨンウの過去の話はとんでもなくて、何歳になっても言葉を発さなくて、父親が心配していたが、騒音がきっかけでヨンウが初めて喋りだした。
その内容が、刑法の内容をベラベラ喋り出した。それを見た瞬間、父親は嬉し泣きをした。何故、刑法を喋ったかというと、お父さんはソウル大の法律を学んでおり、その本が部屋にあり、それをウヨンウが読んで、頭の中に記憶していた。
そのことがきっかけで、ヨンウは自閉症であり弁護士としての才能があることが分かる。
そして、もう一つの軸、老夫婦のDV事件。これは、ヨンウがハンバダに入社して、一発目の仕事がこれでした。
この話は、お婆ちゃんが容疑者なのですが、お婆ちゃん辛いんですよね。お爺ちゃんの日ごろの精神的苦痛に。
そして、ヨンウの弁護士としての初公判するのですが、この時に言った名言があるのですが、ここだけでこの作品は面白くなると感じましたね。
その後、公判が始まりました。果たして、ヨンウは初公判どうなるのでしょうか??
第二話:脱げたウエディングドレス
二話は、結婚式でウェディングドレスが脱げてしまい、自分の上裸を周りの人に見せてしまったことで、結婚式式に問題があると訴訟する内容でした。
今回は、凄くショボい裁判内容ですが、ヨンウとスヨンの掛け合いがこの話で一番面白くて、スヨンのイメージがガラリと変わりました。
また、ヨンウがウェディングドレスを試着するシーンもあり、非常に可愛いです。
また、裁判も非常にドロドロしていて、妻の夫を愛していないことや宗教の話なども出て来て。こんな話で、ここまで広げるのは凄いなと感心しました。
第三話:ペンスでいきます
この話が一番凄いです。内容としては、依頼者は、兄に殺人を犯した弟の弁護をヨンウに頼まれた話です。しかし、弟は自閉症であり、精神年齢は6~10歳でした。ヨンウが選ばれた理由として、彼女自身も自閉症だからという理由です。しかし、自閉症とは千差万別あり、ヨンウでも捌き切れないと不満を漏らしますが、彼女は真摯に受けます。
この話は、ヨンウ自身にも差別があることも同時進行で描かれます。
そのシーンは2つあります。
一つ目は、ジュノとヨンウが一緒に歩いていて、それをジュノの後輩の女の子が見て、こう言われます。
『まだ、ボランティアやってるんですか?』と。
これはどういう意味かというと、後輩の女の子は、ヨンウを勝手に障がい者として認識し、それをジュノさんが先導している光景に勝手に認識されて、言った言葉だと思われます。
これは、非常に失礼ですよね。そんなこと言わなくても良いのに、彼女は何故か言ってしまう。たぶん彼女は、ジュノさんの事が好きだから、お節介をしたかったんだと思いますが、それを不必要な言葉だと理解していない。
正直彼女は、この時点でジュノさんから彼女候補としては、落選です。
しかし、こういう状況はあると思われますが、何も言わない方が吉だと思います。
二つ目は、今回弁護する男性・ペンスがタクシーでハンバダに来て、自身がお金がなくて、ヨンウにタクシー代を払って欲しいと話すシーンがあるのですが、ヨンウ以外の人がお金を払ってこのシーンは終わりました。
このシーンは、ペンスは最初にお金を払って欲しいと言われたのは、ヨンウでしたが、お金を払ったのはそれ以外の人でした。
この理由としては、タクシー運転手はヨンウを見て、こいつは障がい者だからお金を払えないだろうと認識して、他の人に目を向けてお金を払わせました。これは、沈黙の差別ですね。
勿論ヨンウは知っていて、それを辛く感じたのは、自分も同じ気持ちでした
以上が、ヨンウの差別が同時進行されたシーンでした。
そして、裁判内容も非常に考えるものです。亡くなったお兄さんは医学部で優秀な人物でしたが、ストレスで自殺を図ろうとして、それを弟が止めようとして、誤って兄の頭が先に落ちてしまい、打ち所が悪く、亡くなってしまいます。
これで裁判の証拠としては充分であり、無罪の方面に勝ち取れる手前までになりましたが、衝撃の展開が待っていました。これは、是非自分の目で観て欲しいです。この話で、自分は何か心に訴えかけるモノが感じ取れました。
他にも、ヨンウのラップが聞けるシーンもあるので、笑いもきちんとありました。このシーンはReelで何回も観ました。。
第四話:三兄弟の対立
今回の話は、ヨンウの親友グラミの親戚の土地争いとグラミとヨンウとの出会いの話です。
裁判内容は、グラミの父親が長男・次男の税金も払う約束もしてしまい、契約書も書いてしまった。しかし、この税金を払うと借金が発生してしまって、困っているという内容でした。
でも何故グラミの父親は契約書にサインしたのか?の理由として、長男・次男は優秀であり、有名な大学・仕事をしていました。しかし、三男のグラミの父親は、農業で自分の事を下に蔑み、兄の意向に従えば良いと思っていました。だって、彼等は自分よりも優秀だから。
しかし、これが大きな歪になりした。しかし、契約書までも書かされている。果たして、この裁判に勝ち目はあるのか?
この話は、結構そっちの方向に持っていくんだと少し違った終わらせ方をしたので結構自分は好きでした。これだから裁判って面白いよなと再認識しました。
第五話:ドタバタVS腹黒策士
今回は、クォンとヨンウがタッグを組みます。そして、今回の裁判内容は、ATM会社ファン・ドゥオンじゃ、ATMカセット技術が他社クムガンに流出しており、それを訴訟したいという内容です。
しかし、クォンが凄くいやらしい手を使い、ヨンウと視聴者をイライラさせます。例えば、共有する資料を共有しなかったり、依頼人とクォンが同じ軍隊にいたことを誇示して、仲を深めようとしたりして、自分自身の事しか考えていない行動を取っていて、終始イライラして観てました。
また、ヨンウを足手まといの障がい者と発言していたりしていて、ジュノにボコボコにされてましたが。。
また、今回は裁判には勝つのですが、世間的には負けてしまいました。
依頼人は、本当の理由は相手企業に損と迷惑を与えたいだけで、裁判をしました。ヨンウはそれを途中で知り、自分の事を恥じたシーンがあり、相手企業から頂いた力の籠った手紙を忘れないように、ヨンウの部屋に貼って物語が終わりました。
ここの物語は、勝つべくして勝ったが、大きな一つのモノを失ったという
大きなメッセージを残しました。
また、ヨンウがスヨンに対してどのようなイメージを持っているのかという質問に対して、素晴らしい答えが返ってきたことに違う意味で呆気にとられました。
第六話:私がクジラだったら…
今回は、スヨンとヨンウのパートナーとして、強盗傷害を起こした脱北者の母が娘に会うために減刑させるという内容です。
今回は、裁判よりもジュノの恋が動きだすのですが、周りの人が勘違いして、本当に好きなのはヨンウなのに、スヨンが好きだと誤って認識されてしまい、ヨンウの悲しい顔がこの話で多く映ります。。
また、ヨンウがスヨンを止めるために『ドウドウ…』というのですが、そこが可愛い。後、裁判長が今回超優秀です。ヨンウが負けていました。
第七、八話:ソドク洞物語Ⅰ、Ⅱ
今回は、全員集合します。裁判の内容は、新都市開発に伴い、新しく自動車専用道路が建設されることになっていた。しかし、それを知ったのは説明会の時であり、いきなりであった。これまでも、行政から色々なことを押し付けられることもあり、今回は村民が憤怒し、訴訟を起こしました。
しかし、行政側を弁護するのは、敵企業のテサンであった。代理弁護士闘争も開かれたのであった。
そして、もう一つの大きな問題も起きます。それは、ヨンウ不正採用問題です。元々ヨンウは自閉症なこともあり、どんなに優秀でも採用はされませんでした。それを心配した父親は、自分の後輩である女性にハンバダにコネ入社させました。娘のためにともう一つ大きなことに、、、、
しかし、それをクォンがそれをスッパ抜き、ネットに載せて、ヨンウをハンバダに居づらくさせる徹底的に潰しにかかりました。
それを知ったヨンウはクォンの事はあまり気にしませんでしたが、父親の事には離別をすることを決めました。
勝手に自分のことを決められて、何一つ挫折させないようにされたことや、自分の意思では何事も動いていなかったことで、自立をすることとハンバダを離れ、テスミに移籍すると決めました。
しかし、父親は断固として拒否します。
それは、テスミはヨンウの母親であり、自分の事を捨てた人だからです。
それを聞き、ヨンウは思いとどまりました。
この話は、このドラマの最後まで続く軸なので、注目して観ましょう。
そして、最後裁判も最終局番になり、ヨンウはテスミの事務所に行き、自分は貴方の娘だと告発し、涙を流しながら『貴方の元では、働けません』と。
言い、テスミも溢れんばかりの涙を流しながら、この話は終わりました。
やっぱここの話も凄く良かったんですよね、裁判の内容の締めも綺麗な穴にスポっと入るような落とし方をしてくれて、『凄いな。』と思いました。
第九話:笛吹き男
この話は、塾に通う小学生のバスに勝手に乗り出して『塾に行かず、遊ぼうぜ!!』と勝手に宣言する一人の男性が、子供達を塾に行かせずに、外で一日遊ばせたことで、未成年者略取誘拐の罪で逮捕され、その弁護をする話です。
結構馬鹿馬鹿しいと思って、観たらドエライパンチを食らって涙を流してしまいました。これ凄いですよ。
この逮捕された男の人は、子供達が塾に通わせていたオーナーの息子さんでした。しかし、息子さんは良い大学に入ったのに、名前も変え、無職でしたが、ずっと陽気なんですよね。
しかし、犯罪は犯罪ですが、何でこれをしたのか気になると思います。
これは、塾に通う小学生は、何時間も塾に缶詰めの状態で、勉強させており
ご飯は全てコンビニで買うジャンクフードを掻っ込んで終わりということを結構な頻度で繰り返していました。これは、コンビニの店員さんも心配するくらい不摂生な食事でした。
だから、犯人はこれでは勉強に支配されて、良い大学に行かせたい親の言いなりになって、時間を無駄にしていると感じ、遊びをしようと今回の決断をしました。
この話は、結構どのお勉強好きな国には一生付きまとうテーマだと思います、子供には勉強第一か遊びも加えるか?という話を今一度考えてみようよという質問を投げかけてくれました。
では、裁判の結果はどうなったかというと、犯人の息子さんは負けてしまいますが、その傍聴席に子供達を出席させ、子供達に自分が刑務所に行く過程を見せ、犯罪はしてはいけないということと自分が教えたことは忘れないでと言うメッセージを伝えて終わりを迎えました。
この話は、滅茶苦茶良いのでお勧めです。。
また、ヨンウの恋愛パートも面白いので是非。
第十話:手をつなぐのはまた今度
今回の話は、ヨンウとジュノにも必ず訪れる裁判内容でした。裁判の内容は、障がい者の女性に対し、半強制性交を行い緊急逮捕された男性を今回弁護します。
しかし、この二人は付き合っており、彼氏の方は障がい者の彼女をこよなく愛していましたが、徐々に彼の方に怪しい噂が立っていました。
過去にも障がい者と付き合っており、数々のトラブルを抱えていたことが明らかになり、健常者よりも障がい者の方が自分の思い通りに出来るという障害を利用しているという証拠が出来てきます。
この時間軸と平行に、ジュノとヨンウの恋愛に外部から文句を言われます。
『ジュノ、君はヨンウに愛してはいない、それは同情だよ』と舐めた態度を取った自分の後輩にブチ切れたシーンがありました。
正直黙って欲しいですよね。彼女が少し人とは違うからで、文句を言うことは。君には関係ないじゃないですか。そして、ヨンウのことを知らないのにとやかく文句を言う。こんな人間にはなりたくないという教科書があれば、載るレベルですよ。速やかに殴られてください。
ここから分かるように、裁判の男性とジュノも他人とは違う女性と付き合うと、自分の本心は好きなのに、他人が勝手にしゃしゃり出て壊す恐れがあり、それのせいで自分の本心とは違う方向に進んでしまう。
これが当てはまると思います。これは、難しい問題ですよね。両者共イケメンなので、交友関係も広いから余計にメンドクサイです。
ではでは、裁判に戻りましょう。
では、障がい者の女性の意見はどうなんでしょうか?彼女は、
『彼には捕まって欲しくない』と発言しました。
だから、彼女も彼を愛していたのです。だから、これで一件落着かと思いきや、彼女のお母さんと障がい者を守るグループが参入し、彼女を男から徹底的に守る体制に入り、裁判は男性は執行猶予無しで懲役刑を受け、
物語が終わりました。
そして、ジュノとヨンウの恋愛は上手くいき、キスをして終わります。
僕は、裁判の人もこんなふうになって欲しかったです。
しかし、証拠が少し不健全だったのが少しイラっとしましたが、、
第11話:お塩君、胡椒ちゃん、しょうゆ弁護士
今回の裁判内容は、違法賭博の場所で、高額当選をした一人がいて、それを三人に山分けするように約束していたが、一人に持ち逃げすると言われ、訴訟を起こしたというのが今回の内容です。
しかし、これは序幕でした。この裁判は分配の採決が決められ、終わりを迎えますが、その中の一人は奥様のお店に投資をすると決めていたのですが、驚きの発言をします。
『宝くじの当選金は、離婚したら妻に渡すべき?』と言います。
つまり、この人には愛人がいる不倫中であり、何なら奥さんと離婚して、自分の愛する女と金で一生遊ぶといって、今の奥様の店と子供を見捨てるクズ発言を行い、挙句の果てには、奥様の店に行き潰しに掛かる描写がありました。
そして、今度は奥様と夫の裁判が始まろうとしていました、始まる前に夫の方が高い車を購入して、奥様に見せらかせようとして来ました。奥さんと同伴していたのは、ジュノとヨンウ。
夫は、それを見せびらかせようと車を動かした瞬間、横から来た大型トラックに車ごと牽かれ、夫は車と共に死んでしまいました。
それを見てしまったヨンウは、極度の精神不安定になり、自身を傷つけるようになってしまい、自分自身を止めれなくなってしまい、この状況誰が止めれるのでしょうか?続きは、映像をご覧下さい。
この話も皮肉めいてとても良かったです。
第十二話:ヨウスコウカワイルカ
今回の裁判内容は、ミル生命の買収に伴う合併で社内結婚した夫か自分かで退職を迫られて、それを不当解雇だと訴える内容である。
今回はヨンウはミル生命の不当解雇だと言った側を弁護します。
この話は、女性の社会の生き辛さがテーマです。今回不当解雇に言われた女性は、子供が産まれて、すぐに職場復帰しても、今回のような発言をされるという、『仕事を愛しても、仕事側はその愛には答えない。』ことが伝わります。だから自分は、仕事は愛さないし、一生の暇つぶしとしか考えていません。だって、いつ切られても可笑しくないからです。
また、他の女性も不妊治療のためにプライベートの時間を使わなければならないし、夫の癌の治療のために仕事と両立しなければならない状況でした。
本当に女性は社会に生き辛いよね。。本当にこれを問題視しなければ、きちんと分からんとこの状況が続くとな、、、
女性の社会問題を取り上げているし、裁判の外での女性たちの絆を綺麗に映し出しているので、これも良かったです。
第十三・十四話:済州島の青い夜1・2
今回の裁判内容は、文化財を持つファンジ寺の住職が、文化財を観覧しなくても拝観料を払えと言われ、その場から立ち退きたいが、Uターンするにしても近距離に遮断桿があり、Uターン出来ず、バックするにしても後ろに車があることで、バックできないことで払わなければならないというので、訴訟を行いました。そして、土地も大きいのでファンジ寺の方向に進まなくて、お店に行きたいだけなのでお金を払わなければなりませんでした。
そして、もう一つの軸としてチョン弁護士の病気です。前回血を吐いて終わりを迎え、今回は自分が仕事では無かった遊びを充実しようと考えます。
だから、今回のチョン弁護士は遊びまくります。服装・仕事・話のテンポ全てがチャラくて面白かったです。それに乗っかるヨンウ一行も尚良しでした
そして、ここでチョン弁護士の過去回想シーンも入るのですが、ここも辛いですね。チェン弁護士は過去に済州島に来たことがありました。奥さんと一緒に。しかし、チェン弁護士は仕事をプライベートまで持ってきて、奥様よりも仕事に時間を割いてしまい奥様と離婚してしまった過去がありました。
このエピソードは辛かったですね。仕事とプライベートの両立は本当に難しいですね。。。仕事でも頼られてるし、プライベートでも愛している人がいる。これを見ると、どんな良い経歴や資格を保持しても、沢山の依頼や信頼が起きてしまい自分自身を潰してしまうと感じました。
こう思えば、自分の父は家庭も仕事も両立してて凄いなと思いますね。
カッケエなぁ、、、
そして、1の後半クォン弁護士は病気が進行し、倒れてしまいます。
2では、クォン弁護士はどうなるのでしょうか?これは映像をご覧下さい。
そして、もう一つ注目したいのは、ジュノとヨンウがジュノの姉に会いに行きます。この時沢山の料理とヨンウの得意な話を我慢するというヨンウにはとても辛い時を過ごしましたが、何とかヨンウは頑張りトイレに行ったところ、ジュノの姉はこう言います。
『あの人は家族には紹介しないでね。』と。
それをジュノは怒り、再び論争になる所をヨンウは聞いてしまいます。
そして、ヨンウはジュノに対して、別れを決断します。
ジュノと一緒にいても、自分は彼の事を幸せには出来ないし、孤独を埋めることが出来ないと感じたことと自分のせいで周りの人に迷惑を掛けてしまうと思って、別れを決断してしまいます。
ここで分かれる決断は、想像範囲外でした。恋愛ドラマが嫌いな自分にとって、絶望という要素があるだけで、嬉しいんですよね。
ではでは、裁判に戻りましょうか。。。
そして、裁判はお寺に注目するのではなく、道路は公的財産に当たると指摘し、それは違法とし、勝訴します。
しかし、それだけでは収まりません。ヨンウ一行は、寺を自主運営を行うために、行政を訴えるという。両者ともにウィンウィンの関係になり、非常に良くできた構成だと感じましたね。
裁判を勝ち負けではなく両者とも勝者にするのは新たな視点だと思いました。
第15話:聞いてないこと、頼んでないこと。
ここから、上司が替わってしまいます。クォン弁護士は、治療に専念するために一時弁護士から離れてしまいます。
では、その代わりに就任してきた人物は誰なのか?
そう、不正・ゴミの掃きだめ・今作一番僕が中指を立てたキャラ
チャン弁護士だ。
まずこの人物、クォン弁護士とは全く逆の性格と価値観を示している。
自分第一主義で、自分の危険があれば後輩を捨ててまで、自分が助かれば全てOKと掲げていた。そして、後輩たちの意見も全く聞かない。
ヨンウが裁判に有利になる発言をすれば、『そんな事は頼んでない』と一蹴し、まるで子供のように払いのける。
挙句の果てには、ヨンウをチームを外す始末だ。彼に道徳を教えてやってくれ。
また、弁護士としても優秀ではなく、裁判官の目の前で、誰もが知っているようなことを講釈をベラベラ話し、本質的な話になると、カンペが無いと喋ることが出来ない。どうだ?まだまだ続くぞ。。
そして、この作品でとんでもないことを犯してしまう。それが何なのか?
それは、裁判長の接待だ。
今回裁判内容は、結構窮地に追い込まれるシーンが多々あり、何を思ったのか、裁判長に接待して自分達に優位にしてもらおうと考えて実行します。
しかし、裁判長はその接待を瞬時に理解し、チャン弁護士に激しく叱責し、今後の裁判を気まずくさせたのであった。
どうだ、こいつの無能さが明らかになっただろ。
今回は、裁判の内容はフィッシング詐欺に大企業が引っ掛かり、個人情報が流出したことで、訴訟を起こされたことが内容です。
今回ヨンウ側は、企業を弁護します。
そして、そのハッキングをしたのが、ヨンウの母のテスミの息子であったことでした。しかし、テスミは政界進出聴衆会間近。果たして。。。
そして、ヨンウ側にも結構大きな爆弾を抱えていました。それは、テスミの隠し事バレつつあることとジュノが好きであることでした。
果たして、こちらを抱えながら最終回行きましょう。
第十六話:風変りだけど
最終話では、ヨンウとヨンウの弟が対面をします。ヨンウの弟君とても良いんですよね。自分の境遇はお金持ちですが、決してお金持ちだから優遇されてはいけない、ダメなことはダメだとしなければならないと思っていたのは、ヨンウと同じだなと感じましたね。
では、ヨンウの弟は何故ハッキングしたのか?それは、ハッキングをされた会社の取締役の二人の中の一人がヨンウの弟に自社をハッキングして、会社を潰してくれと依頼して、今回の行動に至りました。
しかし、個人情報は暗号化され、自分にしか解除できない仕組みが出来ていて、流出はしていませんでした。
しかし、テスミは今回の息子のハッキング騒動が明るみになれば、テスミの政界進出が不可能になります。果たして、テスミは息子を取るのか?キャリアを取るのか?こちらも気になる最後でした。
そして、ヨンウとジュノの恋愛です。こちらもどうなったのかを観て欲しいですね。そして、終わりを迎えます。
しかし、こんだけ人気があればS2あるのではないでしょうか?まだまだ裁判も広げられるし、クォン弁護士は健康に気を遣い、多分独立するのではないでしょうか?その中にヨンウとスヨンが入って欲しいですね。
▷まとめ:以上が、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でした。
今回この記事総文字量一万字を超えて、自分史上一番書きましたね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
できれば、Netflixでご覧いただければ幸いです。
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参考文献
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