こじらせと妄想

燻った工業大学生活を送った社会人ふたり。 互いのこじらせ病と妄想癖を治すべく日々の出来…

こじらせと妄想

燻った工業大学生活を送った社会人ふたり。 互いのこじらせ病と妄想癖を治すべく日々の出来事について書き起こします。

ホウレン草畑でつかまえて

　生まれてこの方30年弱、人からどう見られているか、そればっかり考えていて逆にファッションに疎い。例えば僕が、いきなり洒落た恰好を決め込んだとする。似合ってればいいだろうけど、似合ってないとなれば、中途半端な時期にデビューでもしようとしてるんじゃと思われそうで、踏ん切りがつかなかった。 　大抵僕は、ファストファッションの中でも特に市民権を得ているファーストリテーリング系列で全身を揃える。別にデザインが好みといった訳ではなく、店員にかごを渡さなくて済むから、余計なことを考えない

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    • Hobby100/大型連休からはじめる100の趣味

      　嬉しいことに今年のGWは、9連休を頂いている。僕は、この9連休を有意義に使うと決めている。 　ここ数年休みの日は寝ていてばかりだった。予定がないと、思考停止していつものようにベッドに寝転がる。そしてひたすらyoutubeを見続ける。生産性の無い過ごし方をしている自分にふと危機感を覚えたのだ。 　生産性のある過ごし方って何だろう？と考えていたら、ひとつの結論が出た。スマホ断捨離計画、そう依存からの脱却だ。 　難しいかもとか思ってたけど、なに、最強のアイテムがあるではないですか

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      • 桑沢とか、ムサ美とか

        　モテキとか、万引き家族とか最近はリリー・フランキーの出演作品を漁っている。彼の適当な感じとか、軽い口調とかに魅力感じながらも、時折見せる独特の表情やセリフの妙な間に引き込まれてしまっている。 　僕には、惹かれた人物について調べる癖があって、この前は聖の青春でリリー・フランキー演じる棋士の森信雄をパソコンに写しつつ、左手に乗っかったスマホにウィキペディアのアプリを起動させていた。 　検索窓に、"リリー・フランキー"と打ち込んで、出演作品や執筆作品を細かくチェックしていく。おで

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        • 喋りのパラメータ

          　僕は、話すスピードがとても速い。分かりやすく例えるならば、youtubeを1.25倍速にした感じだろうか。 　よく聞き返されることが多く、その度に「うわ〜、早く喋りすぎた〜」と、自分を責めている。 　最近気付いたことがある。僕は心の中でも、せわしなく考えや思考を巡らせていることに気付いた。ここに解決の糸口が見えた気がした。 　この文章はもうすぐ終わります。 　何故か。 　せわしなく考えるのをやめたから。 　マサ 　この記事について、以下のポッドキャストで話してます!!

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          イケボを目指して

          　僕は、イケボに憧れている。 　ドラマを見ると如実にその感情が現れる。主人公の声よりも、脇役の声の低い渋い声に魅力を感じている。 　最近はドラマを見ていても、内容を楽しんでいるというより、声を研究している。 　ドラマが終わっても、内容を全然覚えていないのはそれ故だろうか。耳障りが良く、それでいて低く太い声を出すことが目標だ。 芸能人でいうところの阿部寛をインスパイアした語り口調を意識している。ここ1ヶ月、東大と言うワードを何回言ったか分からない。結婚できない男になりたくないけ

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          天はニブツを与えず

          　休日のフットサルで起こる最大のハプニングは何かと聞かれたら、イチモツの先っちょにあの重くて弾まない直径３０センチほどのボールが擦れることだって答えると思う。このあいだのことで、勿論経験談。 　社会人楽しみでプレイするフットサルなんてゆるい感じだから、ボールは放物線を描いてしか向かってこないんだけど、却ってそれが当たったときは、なんとも言えない悶絶に襲われることになる。 　ボクシングで顎をクリーンヒットさせられるより、８オンスグローブの薄皮一枚でカスらされるほうが脳が揺れて、

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          積みアニメ罪深き

          　「ODDTAXI」を見た。全13話を一気に、月曜から、深夜にかけて。 　正直、人に会うたびに本作を勧められるから、流石に共通の話題にしといたほうがいいなーなんて思って見始めたわけで、一気に観る気なんて更々なかった。それが、二足歩行で生活する動物のゆるーいキャラクターと、それと、また対象的な会話のオサレ感にどんどん引き込まれていって、気づいたら未明の三時。余韻に浸りながらゆるりとシャワーを浴びて、作品の情報をスマホで検索して映画もやってるじゃんとか思いながら、ベッドへと転がり

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          コミュニケーション逃避中

          　僕は会話が苦手だ。コミュニケーションを図ってくる人と遭遇するのと、台所でゴキブリに遭遇するのが、同じに感じるくらいにである。 　誰かと話をする時は、相手を不快にさせないようにという考えが脳内を旋回している。嫌われたらどうしようとか、嫌われないように話すとか、とにかく不安でいっぱいなのだ。 　ガラケー全盛期に、何故か流行った脳内メーカーのように、思考を可視化して相手が考えている言葉を見れるような世の中であれば、そんな不安も少しは緩和するかもしれないとか思ったりするけど、退屈と

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          歪なマッチングアプリ論

          　趣味映画鑑賞、サッカーなんて自己紹介に書いてる。けど、映画はジブリは欠かさず見ますって人に少し毛が生えた程度の知識しかないし、サッカーは高校の顧問にしごかれたせいで割と嫌いな部類だったりする。 　写真は気取ったワンショットを撮影しにいくのがなんだか気恥ずかしくて、集合写真の切り抜きを使っている。それが僕のマッチングアプリのマイページ。 　第三者目線で見ればうまく行かないって分かるのに、何故か月額会員になっている。これが僕のマッチングアプリの利用状況。 　それでも辞めないのは

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