民間がなぜ宇宙を目指すのか??

最近のニュースでは、イーロンマスク率いるスペースXの有人宇宙船が地球に帰還したニュースが流れましたね。私も宇宙人マニアとしても非常に興味がありますし、ロマンを感じます。一人当たりコストでいけば革命的に安いそうです。

地球が住めなくなったら、火星に行くための準備なんて夢物語のようなお話。あのホリエモンも大金をはたいて北海道に民間ロケットの会社立ち上げに躍起になっているようです。

イーロンマスクにしてもホリエモンにしてもなぜ宇宙を目指すのか?火星に移住のため???

ビジネスマンであれば、そんなはずないだろうと考えるでしょう。

少し話は変わりますが、まだまだガソリン車が全盛期の頃、トヨタがハイブリット車に開発をシフトさせていました。そのころ省エネはわかるけどそんなに一生懸命やってどうする?なんて声もあったはずです。ところがどうでしょう。今となってはこぞって他の自動車メーカーはハイブリットや電気自動車に開発販売をシフトしているではないでしょうか。

ビジネスはお金にならないことには投資はしないんです。

ということは、イーロンマスクもホリエモンも莫大な儲けがあると踏んでロケット事業に投資をしているんですね。火星移住のビジネスのためも1つあるでしょうけど、そんな遠くのことに大枚をはたいて投資するでしょうか。

普通に考えれば、宇宙旅行(無重力を体験する程度)を視野にというのは思いつきます。でもそれだけ???

まずビジネスで一番儲かるのは、川上に近いかプラットフォームをとった事業です。川上とは利益を出す源泉、そして場所を提供すること。例えばAmazonやアリババなどがそうですね。ケータイの画面の有機EL、カメラなども最先端をいち早くとった企業が、市場シェアを獲得し莫大な利益を生むのです。つまり早い者勝ち

では、宇宙進出ビジネスではどのような旨味があるのでしょうか?国家プロジェクトではない民間がロケットを安く飛ばすことができれば、そのプラットフォームを研究開発する製薬、電子、食品などあらゆる分野が利用することになるでしょう。そして、ロケットプラットフォームを1から投資して進出する企業はかなり限定され、利益がでるのです。

そして、未だ宇宙物理学、量子物理学は発展途上。以前にもnoteに書きましたブラックマターや太陽、月などの研究も進んでくることになり、世界のテクノロジーは飛躍的に向上して、私たちの生活は180度の変化を迎えることになります。

もちろん、現代、このタイムラインでは科学文明は最終段階に差し掛かっていて、そのまま突き進めば宇宙の破壊まで迎えてしまうリスクがあります。そう、この2000年間は人間の外の世界を突き詰めることに躍起になり終始してきたと言えます。

さて、この先の未来を、私たちの集合意識はどのような世界をえらぶのでしょうか???

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