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My Story 3: 「初めての海外体験!」

ご案内: 4月2(金)23:00 ~@クラブハウス

「ハッピーな50代を過ごすための40代中休みアイデア会議」


皆さま、こんにちは!(毎週1回はどこかで更新予定・・笑)

カナダ・バンクーバーで子育て移住8年目、ライフデザインコーチのクノコウジです。今は10年以上、次世代の働き方パラレルキャリアを実践しながら、高校生男子と中学生女子のパパやってます。

前回は10歳の時の自分なりの「未来の人生の転機」とめぐり合ったお話を書かせてもらいました。

そんな10代のボクにとって、憧れの海外&世界への扉を初めて開ける時がやってきます。それは、中学3年生である14歳の夏休みでした。初めて訪れた小学5年生の時の米軍キャンプ訪問から4年を経て、ずっとのめりこんだヘヴィメタルという音楽の世界をより深めるために、念願のアメリカという国へ初めてのひとりで旅立ちます。その旅の目的は自分の好きな音楽をライブハウスで生で観ることであり、それこそがまさに夢と現実がつながった感動の瞬間でした。

ボクは8月の暑い時期に念願のアメリカ大陸に降り立ちました。今でも飛行機の窓から見たサンフランシスコの景色を昨日のことのように覚えています。まさに空港の入国審査の緊張ですら感動でしたが、到着して早々、すぐにダウンタウンのホテルにチェックインして、そのまま地図を片手にサンフランシスコ市内の書かれた住所を頼りに目的地であるメタルのレコード屋さんへと向かいました。

初めてのアメリカでしたが、意外にもすべての道に通り名が記されていたおかげで、日本よりも道に迷うことなく、目的のお店にもすんなりたどり着けました。そのお店では身振り手振りで、自分が日本から来た中学生で、とにかくここサンフランシスコで、何かしらライブが見たいということを必死に伝えました。すべてが初体験でしたが、ボクにとって不安は何もなく、すべての瞬間が冒険でありワクワクの連続でした。

そんな英語がまったく話せない日本から来た中学生の少年に対しても、イレズミがいっぱい入った、見た目がいかつい店員さん達はみんなで囲んで笑顔でジョークを交えながら優しく対応してくれました。そして、彼らは明日のお昼12時にもう一度ここに来いと伝えてくれたのでした。

彼らのメッセージを受け取り、翌日にまたお店に行ってみると、なんと、そこにはボクが好きなバンドのメンバーが待ってくれていました。そして、なんと!彼らはそのままボクを機材車に乗せてライブ会場へと連れていってくれたのでした。

生まれて初めてのアメリカ到着2日目に、そんな奇跡を体験させてくれました。そんな数々に大興奮しつつ、その1日に起きた出来事は、大人になった今でも思い出しては、きっと願えばミラクルは起こるという人生の大きな自信を与えてくれています。

ボク自身がそうだったように、これを読んでいる全ての世代の皆さんにもお伝えしたいこと・・・それは本当に自分から湧き出るワクワクする情熱は必ずや夢を現実につながるんだということです。

初めてアメリカという地に足を踏み入れた時点で、海外に住むということはボクにとっては特別なことでなく、自分の未来を確信させてくれたものでした。長い人生の時間軸の中ではたった10日間の旅でしたが、その先の未来を変えるには充分なインパクトでした。

そんな中学3年生のひと夏に体験した思いを胸に、アメリカ一人旅から帰国します。すぐにアメリカ留学の準備に入りました。まず最初にやるべきこと、それは親への説得でした。わが家の親は海外なんて全く興味ないような絵にかいたようなドメスティックな家庭でした。しかも、離婚もしているような環境でしたから、どこまで夢を叶えられるかは他力本願でありましたが、やれることだけはやろうと未来を信じて前向きに行動してみたのでした。

それでは、次回はそんな留学に向けた準備について書いていこうと思いますので、次回もぜひ読んでみてください!

 

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