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スピッツと過ごす日々

毎週欠かさず聴いているラジオがある。

草野マサムネのロック大陸漫遊記

スピッツの事だけ呟きたいTwitterを作るほどスピッツが好きなので、毎週マサムネさんが喋っているだけでも幸せなラジオ。

でもこのラジオをきっかけにいい音楽をいっぱい知る事が出来ている。

今週は2011年の日本のROCKがテーマだった。
2011年の日記が残っているのだが、
「久しぶりにスピッツ聴いたら癒された」と言いながら
「マサムネさん早く元気にならないかなぁ。」
と、呟いていた。
震災の影響で体調を崩したと、どこかのニュースで見ていたのだろうなぁ...と思うのだが、
当時私は日本のロックには興味がなかったので、スピッツの事もファンという程のものではなかった。
最後にちゃんと聴いたアルバムは
「フェイクファー」だったし、好きな歌は「スパイダー」だった。
でもそんな2011年の私がスピッツを話題にしており、10年後の今は毎日聴くくらい好きになっている。不思議だ。

色褪せない
という言葉があるが、スピッツの音楽はその言葉がとてもしっくりくる。
色褪せないのに歌と一緒に古い記憶が思い出となって蘇る。

ロビンソン」では兄とスピッツの話をした事を思い出す。
兄が教えてくれた曲だったから。

チェリー」があまり好きじゃない。
大嫌いだった中学校を思い出すから。

インディゴ地平線」のアルバムでは同級生を思い出す。
発売当初、スピッツの大ファンだった彼女が嬉しそうにアルバムを抱えていたから。

フェイクファー」のジャケットのような女の人に憧れた。

カラオケに行くと必ず「スパイダー」を歌った。
あいのりが好きだった時には「スターゲイザー」が流れていた。


2019年。
最新スピッツソングがスターゲイザーだった、(※2004年リリース)とんでもない私の中に突如、スピッツ波が押し寄せた。

ファンではなかったのに何故かスピッツのサブスク解禁を心待ちにしていた私は、ついにAppleミュージックでの解禁を機に、フェイクファーで止まっていたアルバムを全部聴く事にした。そして一気にハマってしまったのだ。
完全ノックアウト、一、二、三を待たずして降参。参りました、ってなもんだった。


今は20年近い私の中のスピッツ空白を埋めるかのように、毎日スピッツシャッフルを実行している。

まぁよくも飽きずに....と当の本人が思ってしまうくらい毎日聴いている。

色褪せない
いや、飽きないのだ。








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