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恐竜の絶滅は「運」が悪かった

古代生物の代表格といえば、多くの方が「恐竜」を挙げるのではないでしょうか?
有名なSF映画「ジェラシック・パーク」では、恐竜化石のDNAを培養して見事に復活させましたが、厳密にはその当時の恐竜ではなく、あくまで「クローン」です。
また、下記記事によると現実的には恐竜の時代である7千万年前ごろの化石にDNAが保存されていることはほぼないとのことです。

そんな中で2021年12月の記事によると、その「恐竜」が完全な保存状態で見つかったそうです。これは素直に心がわきたちますね。

厳密には「ふ化前の卵」で見つかったようで、DNAがどこまで残っているのかはこれだけでは読み解けませんが、鳥は二足歩行から派生したそうなので、恐竜から鳥への進化の解明には一役買うのかもしれません。

その恐竜が最終的に絶滅した原因について調べてみると、どうも今は「隕石説」が有力になっているようです。衝突で発生した「チリ」が地球を覆って太陽光を遮った、それによる寒冷化が原因のようです。

ただ、もう恐竜絶滅への興味が失われているわけでなく、推理小説に例えると、「ホワイダニット(Why)」より「ハウダニット(How)」に関心が集まっているようです。

確かに直感的に考えると、山手線の大きさが1つユカタン半島に衝突しただけで、地球規模での大絶滅につながったというのは・・・・うなってしまいます。
上記記事でも「衝突した場所と角度」を指摘してますが、さらに最近の説では「時期」も影響しているようです。

要は、春という「繁殖の季節」に衝突したため、生まれたばかりの幼体が大量死して生殖サイクルが途絶えたということです。

今回の恐竜絶滅期だけでなく、地球は何度も絶滅期を迎えたとはよく聞きます。
下記の記事によると、種の絶滅について今でも警鐘を鳴らしている方はいるようです。

恐竜絶滅のような「偶然」でなく人類の活動が原因の可能性もあり、なかなか考えさせられます。

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