見出し画像

ベストセラー小説の映画化『ザリガニの鳴くところ』の感想_#2

はい、どーも、りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとに、パパが本音を話すブログとなっております。

皆さんこの7月の3連休、どうお過ごしでしょうか。
私は連休前日の金曜日の夜に、2022年のアメリカ映画『ザリガニの鳴くところ』を観ました。原作はアメリカのベストセラー小説のようです。
映画は、Amazonプライムでご覧いただけます。

どんな映画か説明したいのですが、非常に説明が難しい映画です。
自分は謎解きミステリー映画かと思って、興味を持ち、実際に見始めてみたら…良質なラブロマンスを魅せられたような感覚でした。

とは言え、簡単にご説明すると…

ざっくりあらすじ

(この先、一部ネタバレがありますので、ご注意ください。)

舞台は1960年代、まだ人種差別などがある時代。
とある田舎町で若い男性の死体が発見される。
その容疑者とされたのが、ある女性で、その女性は、町の中で「湿地の娘」と呼ばれていた。
娘と弁護士の会話から、娘の過去が回想される。

特殊な環境で育った娘で、もとは湿地に住む幸せな家族だったが、父親の暴力によって、その兄弟、母親が家から出ていき、一時は父親と二人で過ごしていたものの、父親まで家を出て、6歳にしてひとりで生きていくことになる。
町で小さな商店を営むアフリカ系黒人夫婦の援助もあり、必死に生きる娘。
町の学校に行くも、字も読めず、まわりに馬鹿にされ、学校を一日で逃げ出す娘。
娘は思春期になり、子供の頃の顔見知りの男性と再会し、その男性から字や計算などを教わり、読書などに没頭する。いつしか、その男性と自然と恋に落ちる。
しかし、その男性も大学に入学するため、町を出ることになる。娘と再開を約束するものの、その約束は守られなかった。
その後、5年ぐらいが過ぎ、別の男性と出会う。その男性は、家柄も良く町の人気者だった。最初の男性を忘れるためにも、この男性とも恋をするが…

その男性こそ、物語の冒頭で死体で見つかった若者だった、はたして、これは事故なのか、殺人なのか、殺人なら誰が犯人なのか。

ざっくりお話するとそんな感じの内容です。

感想

・良質なラブロマンスものでした

最初にお話ししたとおり、物語の中心は、回想シーンであり、娘と二人の男性のラブロマンスが中心です。
最近では映画「ナイブスアウト」「ナイル殺人事件」など殺人事件の謎解きものが好きなワタクシですが、普段はおバカな映画しか見ないので、前半1時間は「俺は何を観てるんだ」と非常に戸惑いました。
とは言え、映像も美しく、切なく良質なラブロマンスだと思います。

・女優さんが素敵です

湿地の娘を演じるのは、デイジー・エドガー=ジョーンズちゃん。
アン・ハサウェイを少しマイルドにしたような、たれ目のおメメぱっちり系のイギリスの女優さんです。良い意味で田舎くささがあり、この湿地の娘の役がぴったりでした。まだこれからの女優さんのようで、これからに注目したいと思います。

・ラストがモヤモヤします

映画のラストに「あー!そうゆうことか、やっぱり」とは思うものの、何がどのように行われたのか明確に描かれないため、少しモヤモヤします。
自分は映画鑑賞後、アレは実際どうだったのか確認したく、検索しちゃいましたが、私と同様に「ザリガニの鳴くところ 犯人」とか「真相」などで検索されている方も多数いるようです。

というわけで、「良い映画を観たなー」と思いつつ、なんかモヤモヤして、その余韻、後味が残る、不思議な映画でした。現在、Amazonプライムなら無料で鑑賞できますので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

それでは、また。

この記事が参加している募集

#映画感想文

67,494件

宜しければ、サポートのほど、よろしくお願いいたします!