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合わない人を受け入れる

仕事をしていると、「この人はなんとなく居心地が良いな」と思う人がいますよね。仕事ができる人かそうでないかは関係なく、相性の良い人がいます。それと逆で、「この人はなんか合わないな」という人は必ずいます。所謂相性の悪い人です。こんな人は次から次へと出てくるので、そんな人との付き合う方法が本日の内容です。

まず大前提として、仕事をする環境において相性の悪い人がいるのは当たり前のことです。これは仕事に限ったことではありません。学校でも同じクラスに相性の悪い人は居たかと思います。塾や習い事でも居たはずですし、親戚にもいるのではないでしょうか。基本的に、どんなコミュニティにも相性の悪い人は必ずいます。これは当たり前なのです。なぜなら所詮は「他人だから」です。

では、そんな相性の悪い人とはどう付き合えば良いか。答えは2つあります。1つ目は徹底的に無視する。2つ目は受け入れる。この2つです。

ただし、1つ目の「徹底的に無視する」はお勧めできません。次々と出てくる相性の悪い人をいちいち無視していては、本来やるべきことが達成できません。このため、2つ目の「受け入れる」こそが一番の解決策となります。

自分がやらなければいけないことをやっていて、邪魔になるような人が出てきた時、そんな時は相手の存在を受け入れるしかないです。生まれ育った環境も、学んできた事も、投資をしてきた対象も、何もかもが違うのですから、自分に合わない人は沢山います。そんな人をいちいち否定していては何も進みません。ではどうやって受け入れるか。これにも大きく2つの選択肢があります。1つ目が相手に変わってもらうように促すことで、2つ目は相手が変えずに自分が相手の分まで頑張るかです。

ここでも、1つ目はお勧めできません。相手を変えるように促すのは、一見”やった感”を感じることはできます。相手にやるべきことを指示して結果をウォッチし続ければ良いだけだからです。でも大抵の場合成果は出ません。人はそう簡単に変わることはできないからです。なので、2つ目の「相手の分まで頑張る」という考え方が大事になります。

例えば、こんな思考が大事になります。

アクションアイテムをやってくれなかったら、適切なタイミングでリマインドしなかった自分が悪いので、次回からちゃんとリマインドする。

メールに返信をくれなかったら、返信を催促するようなチャットを送れなかった自分が悪いので、次回からちゃんとチャットする。

手遅れなタイミングで悪い報告をされたら、報告し易い環境を日常的に作れなかった自分が悪いので、今日から人付き合いを改める。

このような思考で、上手くいかなかったことがあったら、自分の努力するべきことに置き換えると良いです。上手くいかない理由を他人に押し付けてしまうと、その原因はなかなか解消しないのでストレスは溜まる一方ですが、上手くいかない理由を自分に押し付ければ、自分が変われば結果も変わると前向きに捉えることができます。これが合わない人を受け入れる最適な方法です。

以前、こんなツイートをしました。

相性が悪い人は沢山いる事実を受け入れましょう。相性が悪い人がいても「こいつはダメだ」みないなことは言ってはダメで、一個人として受け入れるのです。そして、その人の至らない点を貴方が補うことで、貴方が成長することができます。これが大事で、相性の悪い人と根気よく付き合うことは貴方自身の成長に繋がるのです。

ただし、自分を追い込むようなことはあったはいけません。大事なのは貴方自身の心身の健康です。どうしようもないようなストレスの塊の人と対面したら、すっと距離をおきましょう。そんな人はただの他人です。付き合うことに1mmも意味がないので、他人と割り切りましょう。



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