建国記念の日(2月11日)の「砂かけ祭」と子供の頃
もうすぐ建国記念の日ですが、その日に行われる
奈良の奇祭と呼ばれる「砂かけ祭」をご存知でしょうか?
それは奈良県の北西部、河合町の廣瀬大社での祭典です。
牛役や田人に対して
カッパやゴーグルで肪御した参加者が
必死で砂をかけ合うお祭り。
それは、子ども達にとっては、公認された悪ふざけ。
冬の縮こまった体と気持ちが
この日だけは、
ノビノビと解放される。
それが、砂かけ祭り!
現在は、ここを離れましたが
この地で生まれ育った私は
子供の頃は、毎年のように参加し砂をかけ、
撒かれる餅を、必死で奪いあっていました。
河合町には、古墳は沢山ありますが、
鹿も居なければ、都の跡も無い奈良です。
映画館はもちろん、本屋も無かったです。
祭日の建国記念日、学校が休みなことがが嬉しくて
その意味を考える必要もありませんでした。
夕方のニュースでは、ほんの2~3分
このお祭りが紹介される事が、よくありました。
何も無い田舎の子供にとっては
少し誇らしくもありました。
それは、特別なニュースを放送する必要の無い
平和な日常だっと、今は思っています。
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