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小磯通信 現代短歌部

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小磯通信で投稿した短歌をまとめています。
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2019年8月の記事一覧

ご無沙汰してます短歌

花火の音も止んだこの頃はいつも
取り残されたあの日を暮らす

縁取られ笑うあなたはお星さま
さっき空から帰ったんだよね

知っている匂いに気づき振り返り
誰もいなくて涙が溢れた

(あとがき)

ご無沙汰しています。
まだまだ暑く汗がにじみますが、夏の終わりを意識し始める頃ではないでしょうか。
お盆に実家に帰省して、田んぼに囲まれたあの家で畳の匂いと風鈴の音を思い出しながら書きました。

(20

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こんばんわ短歌

横並び泳ぐ水中は冷たく
息継ぐ横目に沈む人見る

朝焼けの陽が眩しくて悲しくて
夜の欠片を探してしまう

瞳はとうに光を捉えないのだ
だから残酷さを喜び味わう

(あとがき)
実は毎回テーマや歌ごとのまとまりはなく、思いつけば書いているのでした。
苦しいときこそその苦しさを味わい、これが苦しみの味なのかと感慨にふけるのはどうでしょうか。
それも一つ生きるということではないでしょうか。
日々の失敗や

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