It's over, Yokohama. I have the high ground.
流行りのバンドマンのような髪型の彼と、
理解されない理由で髪を伸ばすぼく
パタゴニアのTシャツを着る彼と、
海外のキャラクターのTシャツのぼく
ぴったりめのジーンズを履く彼と、
カットオフ・ジーンズのぼく
あいみょんが好きな彼と、フリッパーズギターが好きなぼく。
ぱっつんの女の子が好きな彼と、
前髪を伸ばしてほしいぼく
カップルだらけのみなとみらい。
ある話を思い出して、ぼくが切り出した。
「この前大学の仲間たちと、いつもニコニコしていて愛想がいい女の子よりもあんまり笑わない女の子のほうが好きって盛り上がった」
「ワタクシは、愛嬌があるひとのほうが好きだけど」
「ミキは、そうだろうな。おれや友達はきっと、時々見せる笑顔がいい んだよ。」
「それは、自分の才能の全部で、好きなひとを笑顔にさせたい ってことなんだろうね。そう思えるのは、すごいことだよ」
彼の言葉に驚いて、
「おまえは、精神分析家になったほうがいい」
ぼくはそんなことを言うしかなかった。
最近、ぼくは自分のおかしさに誇りを持てなくなっていて、
動悸がいつもはげしい。
彼は、ひととちがうことは特別だと言う。
横に彼が住んでいて、とても幸せだと思います。
今日のあいつの言葉はきっとずっと忘れたくないし、ぼくの仲間にもきいてほしい!
このひとは同期ではなく、友達なんだな。
会話も弾むしね。
From Yokohama With Love.
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