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大豆を作ろう。 ②定植

2024年改訂版

播種から9〜10日目頃が定植適期です。(気温により早くなることもあります)

なので、定植する日から逆算して播種しています。例えば、土日に植えたい場合、前の週の木曜日に播種しますと、土曜日が9日目、日曜日が10 日目となります。

例)6月20日(木)播種→6月29日(土)、30日(日)定植予定。

私の場合ですが、畑に線を引く〜苗を並べる〜土をかぶせる〜水をまくまでを1人で作業したとして、1時間で300本植えられますので、何人で、何時間作業するかに合わせて、播種の量も逆算しています。

例)1人で土日の2日間で、11箱ぶん(約2,000株)を定植したいとしますと、1日1,000本。1時間300本だと、3時間半くらいで出来るので、半日あれば終わる量です。

仮に天候や何かの都合で、1人で1日しか出来なかったとしても、2,000本なら、大変なんですけども〜なんとか7時間頑張れば1日でできる計算になります。

我が家では1回を大体この量で、夏至を挟んで3週間続けて、播種〜定植を繰り返しています。

播種から9〜10日目の苗。

定植(ていしょく=本式に植えること)

苗は、播いた豆の8割ほどが良い苗として出てきます。調子がいいと9割ほどの時もあります。残りの苗を育苗して補植用にとっておくことありましたが、初期に生育の悪い苗は後になっても伸びが悪いので、もったいないようですが畑の肥やしになってもらっています。

苗を鹿沼土とバーミキュライトで作りますと、根っこがほろっと崩れて、土はほとんど残りません。下の写真のように片手で掴めるだけ掴んでどんどん植えていきます。

使用済みの鹿沼土とバーミキュライトは私は畑に入れていますが、挿木などに使うととても良いです。酸度が高いのでサツキやブルーベリーの根本に入れてもいいですよ。

植え付け

畝間は80〜100センチ(お手持ちの管理機が通れる幅)にしてつなを張るか、線を引くかして目印線をします。

我が家では、下のような木に鉄筋を85cm間隔に刺して作った器具で畝の線を引いています。

ここはすでに草だらけでした。本当はギリギリのタイミングで起こしておくと良いのですが、梅雨時ですので、こんな時もあります。

株間は30〜40センチ程度で真横に置いていきます。以前は縦に並べていましたが、なるべく管理機をギリギリまでの幅にしたいので、このように横に並べています。


寝かせて植えることで、子葉の下から不定根が出ます。あと、茎が曲がって伸び上がることで、ストレスが加わり茎が太くなるという効果を期待して。

置いたら鍬で子葉を埋めないように土を戻します。寝ている苗に布団をかけるイメージ。

苗の根元を足で踏んで押さえ、水を株元にたっぷりとあげて完了です。しばらく雨が降らないようなら、植え付けから数日は水を株元にあげましょう。横にして植えても数日で立ち上がります。

ちなみに梅雨真っ只中ですので、どうしても雨が続いて畑がぐちゃぐちゃの時もあります。そんな時でも苗の成長に合わせて移植を優先します。

雨の日の定植は、田植えみたいに植えられるので、土寄せと水やりをしなくて良い場合もあって、意外と良かったりします。

この約10日後に中耕、培土ですが、それはまた次回。

播種0日 ①播種 
播種10日 ②定植
播種20日〜50日 ③中耕・培土
播種30日 ④摘芯
播種50日〜70日 ⑤開花期の灌水
播種100日〜 ⑥枝豆
播種140日〜 ⑦収穫

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