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「魔女の宅急便」は人生の教科書

「魔女の宅急便」は宮崎駿監督の言わずと知れた名作映画ですが、あらためて観ると、学びや気付きがたくさんある映画です。

13歳の魔女の少女キキが親もとを離れて、さまざまな人と出会い、成長していく物語です。

年度が変わって環境が変化したり、何か新しいことを始めようと思ったときに観たくなる映画です。

「魔女の宅急便」は、名場面・名言をあげたらキリがないくらいたくさんある映画ですが、その中でも私が好きな言葉を3つ紹介します。

・いつも笑顔を忘れずにね
・大きな町だからいろんな人もいるさ
・魔法も絵も似ているんだね

いつも笑顔を忘れずにね

母親のコキリがキキの旅立ちの前にかけた言葉です。

この先、さまざまな人と出会うキキに伝えたこの言葉は、一生忘れてはいけない言葉だと思います。

笑顔があるところ、一緒に笑ってくれる人のところに良い人は集まります。

「いつも笑顔を忘れずに」

大きな町だからいろんな人もいるさ

グーチョキパン店のオソノさんが町に来たばかりのキキにかけた言葉です。

魔女として町の人に受け入れられるかどうか心配しているキキに対して、オソノさんは「私は好きよ」とキキを元気付けます。そしてキキは、「1人でも好きな人がいれば良い」と前向きに考えました。

たった1人でも自分のことを好きと思ってくれる人がいる。それだけでも十分幸せなことです。

「大きな町だからいろんな人もいる」

魔法も絵も似ているんだね

キキが魔法の力が弱くなって飛べなくなり、宅急便の仕事をお休みしていたときに、絵描きを目指すウルスラがキキに伝えた一言です。

私はこのシーンが一番好きです。

絵が描けなくなったとき、ジタバタするしかない、とにかく描いて描いて描きまくる。それでも描けなかったら描くのをやめる。散歩したり景色を見たり昼寝したり、何もしない。そのうち急に描きたくなる。

自分の経験をもとに、飛べなくなったキキにアドバイスしています。

仕事だったり、自分が夢中になっていること、なんでもそうですが、ジタバタしてダメなら一度「何もしない」をしてみる。頭の中を真っ白にして、何も考えない。そんなとき、ふと良いアイデアが浮かんだり、大切なことに気付いたりします。

ウルスラは、キキと同じ歳のとき、突然絵が描けなくなったことがありましたが、人を真似した絵を描くのではなく、「自分の絵を描く」という大切な気付きを得ました。

「魔法も絵も似ている」

「魔女の宅急便」は人生の教科書

「魔女の宅急便」は人生の教科書といえる素晴らしい映画です。

あなたはこの映画からどんな学びや気付きを得ましたか?きっと好きな場面や言葉にたくさん出会っていると思います。

読んでいただきありがとうございました。

それでは皆さん、今日も最高の1日を!





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