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「今日何食べたい?」が分かる方法 病気に勝つ人負ける人③

連日のメダルラッシュで選手たちのプレー以外にも様々なエピソードがクローズアップされ、そこにまたいろいろなドラマを感じますよね

昨日も柔道の永瀬選手にソフトボールが金メダル!

今大会がオリンピック種目としては最後になるソフトボールですが、最後の大会が地元で、金メダルが獲れたというのは本当に凄いと思いました

それ自体が凄いドラマなんですけど、勝負の世界をメディアが取り上げる時にクローズアップされる話題の1つに『勝負メシ』というものがありますよね

先日の卓球の水谷選手の勝負メシがカレーというのは、よく知られた話ですが、ソフトの上野選手の勝負メシは焼肉だとか…(笑)

ゲンが良いとか
合理的とか
モチベーションを上げるとか

選手1人1人でその理由は違うと思うんですが、素晴らしいパフォーマンスを本番で発揮するには、食事への意識も非常に欠かせないというわけです

そんな選手たちのプレーを支える”勝負メシ”ですが、僕達一般人にとっては、毎日の仕事が言ってみれば『勝負』なわけです

その仕事を含め毎日の暮らしを支える土台を作るのが食事ですから、毎日の食事は言うなれば「勝負メシ」みたいなものです

とはいえ、「今日何を食べるか?」は今の時代においては割と軽視されがちです

結婚されてる方々のパートナーとの会話でも「今日何食べたい?」はよくある話ですが、それは

「献立考えるのも大変だし、作るの私なんだからアイデアの1つくらいだしなさいよ」

という意味合いが大きいのであって、

「今日体が何を食べることを必要としているのか」

という意味合いではありません

今回お伝えする事は「いま体が欲している食べ物が分かる方法」です

その方法をお伝えする前に、ここでも「現状を正しく掴む」ということをまずはしておきます

いろんなノウハウやテクニックがある割には中身がない人

という人が世の中には少なからずいます

というか、僕自身そういう時期はあって、自分自身がペラッペラだなぁと何年も自分を好きになれない時がありました(だからといって、今の自分に厚みが出てきたという自信はないですけど(;^ω^)

で、それは何でかなぁと思い改めていろいろ学びなおしたんですが、薄っぺらさの原因の1つに

これができるようになったオレ、きっと注目されるぜ

っていうくだらない見栄に気づきました

そうなってしまった原因とか背景も理解できたんですけど、それは大きく話がそれてしまうので、機会があったらお話します

で、あなたはそうではないと思うんですけど、この手のタイプって自分で言うのも恥ずかしいですが

根拠のない明るい未来をただただ信じるバカ

だと思うんです

「明るい未来」ってのは「根拠」があって初めて訪れるものですよね?
その「根拠」を作るのは「現在」です

なので、何かを得るためには得ようとするモノコトの現状を正しく掴むということは大事なんです

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「飽食の時代」という言葉を「廃棄ロス」といった話題と一緒に1度は見聞きしたことがあるかもしれません

そういわれる時代が、ある日突然やってきたわけではなくて、長い年月をかけてグラデーションで変化した社会環境や食生活が背景にはあります

また、40代以上の昭和世代は分かると思いますが、この世代の子供の頃って外食は特別なもので、今ほどカジュアルな感じじゃなかったと思うんです

それだけ飲食店も限られてて、少なかったのですが、今は飲食店も増え、そのジャンルやバリエーションも段違いで豊富になりました

コンビニの発展もあったりして、ホントに「いつでも、どこでも、誰とでも、何でも」食べられる時代だということです

そして、それは「食べることへの選択肢が過剰になった」ということでもあります

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世界には、飢餓で苦しむ人や国もあるというのに、「飽食の時代」の何が問題なのでしょうか?

分かりやすいのは「偏食」です

偏食と言うと、好き嫌いが激しいとか、肉しか食べないとかそういうことを真っ先にイメージしやすいですが、そういう事だけではありません

人間の脳は、選択肢が過剰になると思考が停止する性質があると言われています

加えて、「飢えない」ことが食への関心をさらに薄くさせてしまいます

その結果、

いつも似たような献立とか
いつも同じような食材とか

そういう事も起こりがちです

ということは、

いつも同じ(似ている)=偏りがある

ということで、無自覚な偏食にも繋がります

また、「いつでも、どこでも、誰とでも、何でも」食べられる状況であるがゆえに、

内臓が働きっぱなし

という点も飽食の時代ならではの問題です

運動したら休む
仕事したら休む

という事は当たり前のことです

今の時代ブラック企業という言葉があるように、休ませない企業は悪とされてしまいますよね?

しかし、自分の体に対しては憎むべきブラック企業がしていることと同じことをしているわけです

十分な免疫を維持するということを考える上では、これは非常に危ないです

というのも、内臓を休ませることで代謝があがり、免疫が高い状態でいられるからです

休ませなければ常に体が働き続けている状態ですので、常に疲れている状態になりやすいというわけです

では、具体的にどのような事に気を配ると良いのかというと以下の通りです

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まず、「今日、何を食べるか」は

自分の心が食べたいモノ
自分の体が食べたいモノ

を分けて考えるのが良いのですが、大抵の場合は前者が多いと思います
しかし、それは無自覚な偏食になりやすいので、

自分の体が何を必要としているか

を自分である程度判断できる事も必要です

その為に必要なことが

顔を見る

という事なのですが、これについては後程もう少し詳しくお伝えします

次に先ほども少し書いた事ですが、内臓も休ませなければなりません

食事をして排泄されるまでにかかる時間はおよそ1日半とも言われています

1日3食であったとしても、夜遅くに食べたり間食をしたりしていれば内臓が休まる時間がなくなるということです

理想としては16時間空けることが望ましいですが、最低でも12時間は空けるようにすると良いです

藤田ニコルさんとか、倖田來未さんとかセレブの中には時々18時以降は食事をしないという人がいますが、それは内臓を休ませるためだからというわけなんですね

そして、食事を考えるというとすぐに栄養バランスを思い浮かべると思うんですが、それも大事なんですけど、それと同じくらい

消化の重さ

にも気を配ると良いです

詳しくは次回にお伝えしますが、僕達の体のエネルギーというのは有限でその限られたエネルギーを様々な事に分け合って生きています

その代表的なものが代謝と消化なのですが、これは別々の働きです

分け合っている以上、どちらかにエネルギーを割けばそれだけもう片方のエネルギーは小さくなるということです

なので、消化に重いということは、それだけ消化にエネルギーを消費しているということで、代謝に回るエネルギーが小さくなるということです

健康や免疫という視点では代謝を上げる事は重要なので、消化の重さにも気を配ることが大切だというわけなのです

そして、「見える栄養素で考える」というのは、日本人であるなら一度は耳にしたことがあると思いますが

彩り

のことです

彩りが大切なのは、単に文化的、情緒的な側面からだけではありません

栄養バランスを考えることの難しさの1つは「見えないもののバランスを考える」ことをしなくてはならないからです

飽食と言われるほど、食材が溢れるほど豊富に選べる現代においてその全てを必須栄養素別に覚えるのはもの凄く大変ですよね?

そこで、「彩り」が活かされてくるというわけです

色のバランスが取れることで、必須栄養素のバランスまで同時に調和がとれるからです

では、その彩りも含め、「今日、体に何が必要か?」をどうやって判断するのかについて説明します

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これは望診法といって、東洋医学の診断法の1つです

最近はお医者さんもデータ管理が発展してきて患者さんの顔をしっかり見る人は減ってきたと言われたりしますが、顔をしっかりと見るお医者さんもまだまだいらっしゃいます

その理由は顔に表れる異変が病に通じていることから、おおよそのアタリをつけて診断に繋げているからです

手始めに、トイレに行った時に、鏡に映った今の自分の顔をよくよく観察してみてください

肌に気になることがなく、キレイな肌でしたら問題ありませんが、乾燥やシミ、そばかす、吹き出物など、何らかの兆候があればその場所とリンクする内臓が弱っているということです

お酒が好きでよく飲む、飲みすぎるなぁと自覚がある人でしたら、目や目の下あたりをよく観察してみるのもよいでしょう

また、この1年の状況からマスクの着用によって、頬の肌トラブルを抱えた人も少なからずいると思います

それは、単にマスク着用による肌ストレスだけではなく、マスクによる呼吸のストレスが肺に影響しています

そんな時はマスクを外せる状況ではマスクを外し新鮮な空気を吸ったり、緑黄色野菜などを多めにして肺に溜まりがちな老廃物を促してあげるとよいでしょう

実は僕はシングルファザーだった時期があります
なので、食事の献立を考える時にこの望診法は凄く役に立ちました

というのも、当時は2人だった息子たちに「今日何食べたい?」と聞いたところで、大した答えが返ってこないからです(笑)

そんな時は朝登校前に、にらめっこして遊びながら顔を見ていました
その甲斐あって?長男は皆勤、次男はインフルエンザはありましたが、それ以外は何もなく、準皆勤です👍

3年前に再婚して今ではほぼ妻が作ってくれるんですけど、それでもたまに料理をする時は妻の顔見て(顔色伺って?(笑)今必要だろうなぁと感じる食材をベースに献立を考えています

この望診法が分かるようになると、「何(食材)を食べると体が喜ぶか」が分かるので、食材ベースで献立も考えやすくなるので、おススメです

(もし、これ読んでるあなたが夫という立場にいるのでしたら、奥様の「今日何が食べたい?」と聞かれた時は、ジッと奥様の顔を望診法で見て、奥様の体に今日必要な食材を使った料理を提案するのがオススメですよ(*´▽`*)

と、毎度のことながらこんな調子で進んでいますが、いかがでしょうか?

今回からは少し具体的な話も入ってきたので、今日からの生活に使える事は実際に使ってみて、【実感】へと繋げて頂ければ嬉しいです

次回は、「体内時計と消化の重さ」についてお伝えします

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