タイの県名、その由来(10)
นนทบุรี ノンタブリー
“นนท” (ノン)は文語で面白さ、喜び、楽しみを表す。
ノンタブリーはチャオプラヤー川河畔にあり、アユタヤ時代から続く街である。県は、都市部と農村部に分かれ、農村部には、大小様々な運河が、蜘蛛の巣のように張り巡らされており、現在も昔ながらの水上生活が営まれている。
同県を流れるチャオプラヤー川のクレット島には、小さな村がある。
村は、モン様式のテラコッタの焼き物が、有名で、その技術は先祖代々に渡って受け継がれている。
毎年4~6月には、たくさんのドリアンやマンゴースチン、マンゴーの実りを祝うノンタブリー・フルーツフェアが開催される。ドリアンは特に有名である。
県章
県章はノンタブリークレット島の名物である素焼きの瓶がデザインされている。